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天候相場でボラの高い穀物相場、トウモロコシの受粉に問題なしで急落も

穀物市場は「天候相場」真っ只中です。

春に種まきして秋に収穫される「春小麦」が干ばつリスクで急騰。

春小麦生産地=※カナダ南部からアメリカ合衆国のサウスダコタ州にかけての地域

米農務省が12日発表した7月の穀物需給では
米国の小麦生産量見通しが前月比6400万ブッシェル減の
年間17億6千万ブッシェルに引き下げられています。

期末(2018年5月末)在庫見通しは年間9億3800万ブッシェルで
前月比1400万ブッシェル増に引き上げられていますが、
前期末比では21%減。


3大穀物は飼料用需要としてそれぞれ代替されるため
小麦に連れ高となって大豆トウモロコシ価格も上昇しましたが、
現実に大豆やトウモロコシにはまだ実害があるわけではありません。

同じく12日発表の米農務省発表でトウモロコシの生産量は
前月比1億9千万ブッシェル増の年間142億5500万ブッシェル見通しで
アナリスト予想平均を1億2900万ブッシェル上回っています。

期末(18年8月末)在庫は期初在庫の増加を反映し、
同2億1500万ブッシェル増の23億2500万ブッシェル。

7月初旬から中旬にはトウモロコシの重要な受粉期にあたり、
受粉期の高温乾燥懸念から、トウモロコシにも実害がある思惑から
買われた側面もあったようですが、ほぼ受粉は問題なく終えたようです。

ということで、3大穀物のチャートはこんな感じ。。

小麦

daizu コーン
小麦や大豆には利食いが入って押し目形成?
というようにも見えますが、トウモロコシはほぼ行って来いで
相場が終わってしまったようにも見えます


受粉に問題がなければ、ほぼ天候相場は終わり、、、と思われがちですが
ここからは「土壌水分」が重要となってきます。

土壌に適度な水分がなければ、
トウモロコシの実がスカスカになるリスクがあり、
生育不良となれば、豊作見通しに修正が生じる可能性があるのです。

現在までの天候状況から、今年は土壌水分がかなり低いことが
ここからの注目ポイント。

まだトウモロコシ相場が終わった、ということではないかもしれません。
ポイントは穀倉地帯のここからのお天気。
雨が降ればトウモロコシは売り、雨が降らず、高温乾燥の晴天が続けば
トウモロコシは再び大きく上昇する可能性もあるかもしれません。