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WTI原油50ドル台へ?!ブレントオイルは7月から上昇続く

WTI原油価格が50ドル大台トライしてきました。

ハリケーン被害で製油所がストップし、原油からガソリンやヒーティングオイルへの精製が止まるということで、
原油市場には在庫余剰感がでるとしてガソリン高の原油安というような値動きも見られましたが、
製油所再開で上昇してきたんでしょうか。

答えはブレントオイルの値動きにあるように感じます。

ブレント原油は7月から一貫して上昇トレンドにあるんです。

おいる

特に米国ハリケーン被害でメキシコ湾岸の製油所がストップした時には
欧州からの石油製品輸入が増加。国内でガソリンが作れないなら輸入しなくちゃ、
ということで、ブレント原油からの製品精製が増加したものと指摘されています。

WTI原油には余剰感が出るもブレント原油はタイト感が出た、ということで
ブレント高のWTI安という恰好になっていましたが、
ハリケーン騒動が去った後に起こったのが、ブレント高に連れてWTI原油も
上昇を開始した、ということでしょう。

足元では13日に発表されたIEA月報(毎月発表される)で、
12日発表のOPEC月報(これも毎月発表される)に続き、
石油需要見通しが上方修正されていたことも材料視されているものと思われます。

IEA月報では2017年の世界石油需要見通しが、
前月の日量150万バレルから160万バレル(前年比)へ上方修正。
上方修正の背景は欧州と米国の需要の伸びを反映。

8月のOPEC原油生産量は、前月比21万バレル減の3267万バレルで、
減産遵守率は前月の75%から82%へ改善しています。
これも評価されたんでしょうね。

これまで、ドル安に反応が鈍かったWTI原油市場ですが
世界の原油の指標はブレントオイルです。
ブレントオイルのトレンドもよく見ておく必要があるということでしょう。
こちらが7月から上昇トレンドを描いていたことを考えれば
WTI原油は、それほど下がるはずがなかった、ということです。

ろうそく足がWTI価格で青いラインがブレントオイルです。

ハリケーン被害騒動がWTI原油価格のもたつきに繋がり
両指標のスプレッドを広げてしまいました。

オイル

ただ、かといって60ドル方向に上がっていくかというと、、、、
目標値は予想するのは難しいですが
ブレントの上昇が続くならWTIの上昇も続くんでしょう。