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OPEC総会まで後10日、イベントラリー継続も足並みそろわぬ産油国

さて、11月30日のOPEC総会まであと10日。
そろそろ事務方の協議内容がポロポロ報道され始めるころですが、
先週は何故か謎の反騰を見せ、粘り腰で高値奪還を目指すかに見える原油価格。

まだ、OPEC総会に向けた期待と思惑が継続しているんでしょうか。

OPEC総会では、ロシアなど非加盟産油国との協調減産合意を、
現在の期限である2018年3月から延長するかが焦点。

というのは、事前の報道は、あまり期待を持ちすぎると危険、、、、という内容のものばかり。

◆原油減産延長は“五里霧中” 30日OPEC総会 18年予想は見方二分
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/171117/mcb1711170500002-n1.htm

ロシアは今月何らかの発表を行うことは時期尚早だと引き続き考えている。


◆サウジ石油相:OPECは30日の総会で減産延長を決定する必要
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-20/OZOWOU6KLVR501

サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国は、30日のOPEC総会で減産月㈰を発表すべきだと語った。

サウジが減産継続を強く求めているのですが、ロシアは乗り気ではないようで、足並みがそろわなければ危険というセンチメント。

・・・足並みがそろっていないようね。

だったら、原油価格はもっと大きく下がってもいいんだけど、
市場は何かサプライズを期待しているんでしょうか。
それとも別の材料を何か知っている・・・・?!

先週末の不気味な反騰にひるんでおりますが、
私はイベントラリーはそれほど長く続かないと思っています。

※WTI原油価格日足 ピンクのラインがOPEC総会

現湯

OPEC総会でポジティブサプライズがあれば、
その瞬間に吹き上がって、そこがド高値となるんじゃないの。

ポジティブサプライズがなければ、手仕舞い売りに押されて
高値を取らずにやはり下がってしまう。

というのも、すでにファンドのポジションはパンパンだから。

※原油CFTC建玉明細

ffff
これだけロングが積みあがっていても、上値が重くなってきている、
ということは、下がりだしたら投げの嵐に巻き込まれるでしょう。

OPECでポジティブサプライズがあれば、前回の57ドル高値越えに並んでいる
ストップが軒並みひっかけられて急騰するでしょうけれど、
ファンドはそこを狙ってりえき確定の売りを出してくるでしょうから、
ここからの上昇トレンドは短命ではないかと・・・・。

ただ、今からショートを積み増すと、
ポジティブサプライズがあった際の吹き上げが怖いので、OPEC総会まで様子を見るか、
60ドル前後の高値に売り注文を置いて置くか、どちらか慎重に。

これだけOPEC総会に向けて期待できる内容が出てこないのに
高値圏で下げ渋る値動きは不気味ですよね。慎重に・・・。

あ、あと米国に寒波が来れば暖房油需要増となるので製品価格主導で
原油上昇という可能性もあります。なにもOPEC総会だけが原油市場を
動かしているわけではない、という点にも注意が必要ですね。