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OPEC直前、ロシアとサウジW杯観戦の裏で増産スタンス固める

明日22日はOPEC総会です。

すでに増産の可能性が市場に織り込まれ、原油価格は高値から12%ほど
下落しましたが、この程度の下落では、程よい調整にも映ります。

※WTI原油

原油
OPEC加盟国とロシアなど非加盟の産油国は2017年1月から
総量で日量180万バレルの協調減産を実施してきました。

減産が功を奏して、WTI原油先物価格は5月、72.83ドルと3年半ぶりの高値示現。

そして、足元では今回6月OPECで増産合意があるのでは、、と指摘されているのですが
公式決定は難しそうです。

イランOPEC代表、「サウジアラビアとロシアの生産拡大案に拒否権を行使する」
http://parstoday.com/ja/news/iran-i45564


イラン、ベネズエラ、イラクの3カ国はこの提案を認めないとしており、
OPEC総会で、正式な増産合意はできないかもしれません。
たしか、ナイジェリアもそうですね。

というか、単純に彼らは増産が困難な状況にあるんです。
イランは経済制裁による影響、ベネズエラも同じく経済制裁の影響で
資金不足で生産が激減しています。

ですから、自国の増産ができないのに、他国が増産に踏み切ると
原油価格が下がり、外貨収入が減るというリスクだけでなく、
市場シェアを他国に奪われていくというリスクにもさらされるということです。
そりゃ反対しますよね・・・。

ですから、OPEC加盟国の総意での増産合意は難しいという指摘もあります。

それなら、原油は下がらずに済む?!

いえいえ、サウジとロシアの2か国が独自に増産すると表明してしまう可能性は
十分に考えられます。世界ナンバーワンツーの輸出国の影響力は大きい。

話題となったのがロシアで開催されているワールドカップ初戦。

サウジアラビアVSロシア だったんですね~

スタンドではサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とプーチン大統領が
仲良くサッカー観戦。ただ、サッカー見てただけだと思います?!
油の話、するでしょう。OPEC総会目前ですもの。

ロ大統領「W杯外交」展開
https://www.jiji.com/jc/p?id=20180615092253-0027336317

すでに、スタンスのすり合わせはできているんじゃないのでしょうか。

サウジとロシア、日量150万バレルの増産提案=エクアドル・エネルギー相
https://jp.reuters.com/article/150-idJPL4N1TK467

バックスタンドでは、石油相らの会談も実施されていたようです。

何故、原油価格の下落をもたらすかもしれないのに、サウジとロシアは
増産の意思を固めているのか。

米国、OPECに日量100万バレルの増産要請-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-06-05/P9UITK6JIJUU01

アメリカに言われたから?!
トランプ政権は中間選挙を11月に控えています。
トランプ大統領が決めたイラン核合意離脱のせいで、ガソリン価格が高騰している
というイメージは選挙戦に不利。米国は車社会ですので、ガソリン高は消費減退に
直結します。ということで、選挙対策、、、なんて指摘もありますが、
アメリカとロシアって、仲がいいわけじゃないですよね。
アメリカのために、サウジとロシアが増産に応じるなんてことがあるんでしょうか。

おそらく、本質は、米国のため、、、ではありません。

サウジ、ロシアの自国の利益のために決まっています。

というのは、原油価格が70ドル台にまで上昇してきたことで
米国シェール生産がすごい勢いで伸びているんですよね。

シェール企業の採算ラインは60ドルと指摘されていますが、
ここぞとばかりに米シェール生産が増加の一途をたどっており、
シェアを米国に奪われてしまうリスクが台頭しているんです。

OPECの減産努力によって米シェール企業が元気になり過ぎるというのは
いかがなものか、、、という側面も大きいとされています。

ということで、サウジとロシアは150万バレルもの増産の意思を固めている
ようですので、さすがにその量の増産が公式に発表されれば
原油価格はもう一段安は免れないと思っています。

だって、現状で180万バレルの減産なんですよ。
150万バレル増産はインパクトが大きい。

ただ、180万バレルの目標に対して150%を超える減産遵守率となっているので
現在、OPECは過剰に減産している状況にあるんです。
その分を、目標に近づけようという程度に収めるのではないか、
というのが市場の見方ですけれど、、、。

市場には50ドル台へと下落するシナリオも出ていますが
50ドル台まで原油が下がれば、拾っていきたいと思っております。

中長期では、強気継続です。

TOCOMの原油は46000円くらいまで下げてくれないかな~
46200円くらいから買い下がりでしょうか。

TOCOM原油

一目の雲にサポートされて、このまま上がっていきそうなチャートですけど(;´・ω・)
OPEC総会で何が飛び出すかわからないので、今から買うのはリスクが大きいかな。

買いたい理由、詳細は前回記事を是非

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7月14日土曜日、Bコミさんと静岡に行きます~!1
http://www.nihon-fs.co.jp/seminar/seminars/20180714_shizuoka

元機関投資家ファンドマネージャー・坂本慎太郎氏が教える『株で資産を増やす方法』

第2部では坂本さんとのセッションも。

是非、会場でお会いしましょう~!!