日本フィナンシャルセキュリティーズ

2017年穀物相場に大注目

大豆が急伸中。

2016年の大豆生産は過去最高水準の豊作なんだけど、
11月に発表されていた生産高予想に対して最終確定生産高の数字が
少なかったということへの驚きがもたらしたショートカバーかと思われます。

2016/17年度大豆期末在庫を6000万Bu下方修正して 4.20億Bu。
最終生産高は43.07億Buに下方修正されました。

加えて、単収も下がっていたことが驚きだった模様。

ということでシカゴ大豆日足チャートはこんな感じ

大豆



大豆、トウモロコシともに4年連続の豊作となりましたが、
過去に5年連続で豊作となったことはないので、
今年2017年度産が豊作に終われば記録更新となります。

ということで、今年はさすがに豊作とまでは行かず平年作くらいじゃないの…。

月足チャートでの2012年からの下落トレンドが終了する可能性も
出てきているんじゃないかという気がします。
オレンジのレジスタンスを超えれば、大豆もひと相場ありそうなチャート。

※シカゴ大豆月足
しカゴ大豆月足

2001年からの16年のチャートではざっくり見てまだ上昇トレンド継続中。
2000年以降中国の台頭で需要増となっていることで
穀物価格は水準が切り上がっているんですね。
だから2000年前の水準にまでは価格は下がらない。
中国国民が豊かになり肉食となったことで、飼料用需要はどうしても
増加傾向、これは後戻りできない需要です。

ということで、この4年は豊作で下落していた穀物相場、
今年は期待できるかもしれません。

ただ東京大豆などは、為替の影響もあって、すでに昨年10月に上昇しちゃってる。
チャート形状がシカゴと異なるので慎重にならないといけないですね。

豊作に売りなし、なんて格言がありますが、
東京大豆に関してはまさに豊作がほぼ確定となった10月に底入れして上がりました。
月足チャートを確認すると200~290SMAがきれいなサポート。
これを見ていたら10月に大豆ロングしたんだけどなぁ(;・∀・)

またこのレベルまで下げたら買ってもいいけど、
今の高値からは買う気がしませんね・・・。

今年の天候相場に期待ですが、ここから高値追いではなくて、
需給相場の間でもう一度下げたところから狙っていきたいです。

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小麦もこれまで随分売りたたかれて、
とうとうこの冬小麦の作付はずいぶん減った模様。

米国の冬小麦の作付面積、1909年以来の低水準-先物相場は上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-13/OJOXF26KLVS301

なんと1909年以来の低水準、前年同期比で10%も作付け面先が減少しています。

それほどまでに、小麦が安くなってしまっているということ。

※小麦日足チャート
小麦日足

小麦日足チャートは大豆などと同じで4年間の下落トレンドが続いています。
この上値抵抗のレジスタンスラインを超えると大相場。


※小麦月足チャート

 小麦月

月足で見るとこの10年来の安値を更新して下げていたんですね。
ようやく10年来安値更新が止まって10年来のレンジ圏に復帰。
ここからはレジスタンス超えで大相場の形状。

今年は穀物天候相場が面白そうです。

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