日本フィナンシャルセキュリティーズ

原油価格揉みあいも、ヘッジファンドの原油買越残高が過去最大?!

原油市場は12月から50ドル台でのレンジ相場が続いています。

先週いよいよ減産遵守管理委員会が開催され、1月からスタートした
減産枠実現に向けて遵守されているかどうかが検証されました。

原油協調減産の開始確認 OPECと非加盟国
http://www.sankei.com/economy/news/170122/ecn1701220011-n1.html

この中でサウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、
全体で日量約150万バレルを既に削減したと明らかにしています。

OPECは昨年11月末、120万バレルの減産を決定。
ロシアやメキシコなど11非加盟国も計55万8千バレル減産で「協調合意」

併せて減産幅日量180万バレルが目標です。

そのうち現時点で150万バレルの減産を確認した、ということで
まずまず評価できるのではないでしょうか。

ということで、原油相場は高止まり中ですが、レンジを上に抜けるほどの
勢いはないのは、ポジションの偏りのせいかもしれません。

ヘッジファンドの原油買越残高が過去最大-WTI価格は上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-23/OK7MAR6S972Y01

原油価格上昇を見込む買越残高は、
データが残っている2006年以降で最高水準に達した。とあります。

ちなみにグラフ化したものがこれ。
原油ファンドポジ

http://trend-line.co.jp/rand/zaiko/cftcdoll.htm#さんから

買い越し残高が増加しているにもかかわらず、価格が上がらなくなっている点が、、、、

猛烈に気がかりです。

グラフの左端2014年3月から8月くらいまでの時間帯でも、同レベルまで
ポジションの積み上がりが確認できますね。
この時、買い越し幅が増加しているにもかかわらず、原油価格は上昇できず
レンジ相場に終始していました。

その後起こったのは、、、原油の急落です。
買いポジションが猛烈に整理されて減少の一途を辿り、
原油が大きく下がってしまいました。

その時と同レベルにまで原油の買い越しポジションは積みあがり過去最高とか。

過去最高なら原油価格もさらに上がっていてもおかしくありません。
上がらなくなっている、、、という点が怖いですね。

手仕舞いの嵐が吹きおこれば原油価格は50ドル大台どころか
40ドルを割り込むところまでの下落が起きても不思議はありません。

ということで、減産遵守率が高いとしてさらなる上値追いは危険。
原油は売りかもしれません。(というか、その場合、ダウとかドル円も落ちるかも)

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