日本フィナンシャルセキュリティーズ

米国シェールオイルが1年3か月ぶり増産転換か

原油価格、下値固いですねぇ。。。

原油

ファンド勢の買い越しポジションが史上最高レベルに積みあがっているため、
このポジション整理が起これば大きな価格調整があると思われますが、
それがいつ起こるかはワカリマセン。

3月期末決算期に向けては整理もあるでしょうけれど、
今の時期ですと、特にカレンダー的に手仕舞いを急ぐ必要もない。

ということで、なかなか下がらず高値圏での持ち合いが続いています。

来週には1月から原油減産を開始した OPEC 産油量の推定値が出てきます。
先週サウジの石油相はOPECと非 OPEC生産国は
昨年10月水準から日量180万バレル削減する目標に対し
150万バレルの減産が実施されていることを表明しており、
減産の実効性はまずまず。これも原油価格を支えているものと思われます。

が、、、

原油価格が高止まりとなっていることで、いよいよ米国シェールが息を吹き返してきました。
毎週発表されれる掘削リグ稼働数が注目されていますが、
大事なのは、リグ稼働数ではなくて「実際の生産量」
2015年10月をピークに原油価格下落の影響で米国の原油生産は減産が続いていました。

これが、2017年1月、1年3か月ぶりにようやく増産に転換するようです。

米国エネルギー情報局(EIA)が17日に発表した「石油掘削レポート」では
1月の主要7シェールの石油・天然ガス生産予測は前月比66千バレルの増産予測。
バッケン・シェールは引き続き減産となるもののイーグルフォード、パーミアン、
ナイオブララなどは増産になるとしています。

シェールオイルの生産コストは技術革新により随分圧縮されました。
現在主要なシェール層の生産コストは50ドル以下にまで低下。
場所によっては40ドル前後でも生産が可能になっているそうです。

OPEC諸国が減産する一方で、米国シェールは増産へ。

トランプ大統領のエネルギー政策も原油生産増産を加速させるものです。

ということで、高止まりの原油相場、OPECの減産の実効性が
確認できる来週以降、その数字に失望があれば、急落リスクもあるかと思いますが、
下がるタイミングを正確に予想するのは難しく、
減産実効性が高く、もう一段原油が上昇して60㌦タッチしてから
崩れるというシナリオだって否定はできません。。。

今後はOPECの減産の実効性と米国シェール増産のスピードが
材料となってくるのでしょう・・・。

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