日本フィナンシャルセキュリティーズ

フィアット・クライスラーも排ガス不正か~プラチナ市場への影響は?!

FOMC,6利上げは市場の予想通り。年内あと1回の利上げ見込みも驚きに値する見通しではなく、
これもデーター次第ということで、それほど材料とならず。
バランスシート縮小について年内開始を見込むということで、一歩踏み込んだ印象はあるものの
4.5兆ドルもあるFEDの資産に対して、1年をかけて300億ドルの資産圧縮目標というのは
極めて緩やかですよね。金利上昇を招き、株式市場を崩すというような悪いシナリオを招くことなく無事通過。

金利はむしろ低下しましたね。。。不思議よねぇ。

米国のなかなか上がらない金利に関しては様々な考察がありますが
ここでは割愛。金利が上がらないのでドル買いも起こらずドル安基調が続けば
ゴールド市場にとっては、悪いことではありません。下値は支えられるとみていいかと。

逆に金利が急騰することがあっても、その時は金利急騰に株式市場が耐えられず
大きな調整局面入りを強いられると思うので、その時はリスク回避で金が買われる、
と考えれば、金は大きく下がるシナリオは考えにくいと思うのよね。。。
金の今後には強気です。

 

対してプラチナ。

今投機筋はパラジウム買いのプラチナ売りのアービトラージで利益を上げている模様で
パラジウムとプラチナ価格がパリティ到達することがあれば達成感から
こうしたポジションの巻き返しが起こる可能性があり、
その時はプラチナがいくらか強含む可能性もあるのかな、と思っているんだけど、
需給面からちょっと心配なニュースが。

フィアット・クライスラー、法定20倍の汚染物質排出か-研究者が実証
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-14/ORJFC16S972901

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のディーゼル車は、
最大で法定限度の20倍に達する汚染物質を排出していた。

2015年9月、フォルクスワーゲンの排ガス不正問題が噴出して以降、
対象車種が世界中で販売停止に。
ディーゼル車がは厳しい排ガス規制をクリアするためにかかるコストが大きく、
今年5月、ボルボが次世代ディーゼル車エンジン開発は続けないと発言しています。

ボルボのサミュエルソンCEO、「次世代ディーゼル・エンジンの開発は続けない」と発言
http://news.livedoor.com/article/detail/13114123/

不正でディーゼル車のブランドが失墜、人気が落ち販売が振るわなくなれば
厳しい規制を高いコストでクリアしていく理由がなくなるとして
メーカーがディーゼルエンジン開発から撤退していきます。

まさに負のサイクル。

そこへ再びの不祥事。
これは、さらにディーゼル車のイメージを悪化させるでしょうし、
そうなればプラチナ市場にとってはかなりの売りインパクトになり得ると思うのよね。

だから、やっぱりプラチナは中長期的には下がっていくんだと思います。

目先、投機的なアービトラージ解消に伴うプラチナ上昇局面があれば
プラチナは売りなんじゃないかと思っています。

 

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