日本フィナンシャルセキュリティーズ

ラマダン明け原油価格反発も、買い材料は見当たらず・・・

ラマダン明けに原油が上がる?!なんて指摘もあります~と
6/26のブログでご紹介させていただきましたが、
ホント、今回は見事にラマダン明け6/26以降、原油上昇が大きかったですね(*‘ω‘ *)

※WTI原油

原油

まあ、先週のECBフォーラムでECBドラギ総裁やBOEカーニー総裁らが
緩和縮小に言及したことを受けて、ユーロやポンドが急伸、
一方でドル安が進行した、ということもあるんだけどね。

またヘッジファンドら投機筋ポジションも6月以降売りが積みあがっており
6月27日終了週に昨年8月以来の高水準に達しています。
前週までの2カ月間に2倍余りに増加していた、というんですから
やや売りが膨らみ過ぎ。。

売りが積みあがったことで売り買い相殺しての買越幅は3週続けて縮小。
前週比1576枚少ない32万7188枚と2016年11月29日以来ほぼ7カ月ぶりの低水準へ。

こうした背景もあって、ショートカバーが入りやすい地合いでもあったかと思います。

また、米国の石油リグ(掘削装置)稼働数は1987年以降で最長の伸びを
示していましたが、先週ようやく稼働数増加がストップ!
わずかですが、24週ぶりに減少に転じています。

リグ

とはいえ、リグ稼働数はこの1年間で2倍余りに増加していました。

ではこれらが、大きな原油上昇の材料かというと、、、
おそらく一時的な価格の揺り戻しに貢献したという程度のものです。

OPEC増産枠組みから除外されているリビアの産油量は増加を続けており
日量100万バレル水準に到達したという指摘もあることや
独立記念日を前に、米国のガソリン需要はピークを迎える(本番)のはずですが
米国エネルギー情報局 (EIA) が6月28日に発表した週間統計では
ガソリン在庫は、60~90万バレル減少の予想に対し前週比89万バレル減少と
予想の範囲内。原油在庫に至っては230~325万バレルの減少予想に反し
12万バレルの増加で3週振りに増加に転じるなど、需要の伸びは今一つ。
(米国石油協会 (API) が6月27日発表した週間統計では
ガソリン在庫は60~90万バレル減少予想でしたが135万バレル増と増えていました・・・)

というようなことで、需給面からは原油の反発について行って買う局面では
ないでしょう。ショートカバーで48ドル前後まで上昇する可能性は
無きにしも非ずですが、50ドル回復は難しいと思われ、
ここからは売り目線で考えています。

先週ロングしていたゴールドは先週のうちに手仕舞っており、
今は原油ショート、とうもろこしロングになっています。

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