日本フィナンシャルセキュリティーズ

ゴールド1300ドル大台節目伺う強さ、ドル安か有事ヘッジか

ゴールドが強い。

レンジ上限である1300ドル節目をテストするところまで上昇してきました。

※ドル建てゴールド

NYkinn

さて、この節目をブレイクできるか?!
2017年は2度1300ドルをトライして失速、ブレイクすれば3度目の正直。

足元でのゴールド上昇は、有事リスクへの逃避なのか、それとも単純にドル安のせいなのか・・・。

※ドルインデックス 上段が日足 下段は週足

 ドルインデックス

これだけ一方的にドル安が進んでいる割にはゴールドって上がってないよね、という見方もできますが
NYダウなど米国株が調整らしい調整もないまま連日高値更新する今年の相場においては
ゴールドはあまり下げずに奮闘している、という見方もできます。

※NYダウ日足

dau

要するに、だからゴールドはレンジなのだ、と言われれば
納得のいく値動きではありますね・・・。

有事想定でここからゴールドを買う?!

その場合はもし、その予想が当たっても、金が急騰したならすぐに手仕舞うことです。
有事での金買いは長期化した試しがありません。

有事発生時は、米国から新興国など海外に投資されていたものが還流する
レパトリが起きると想定されます。有事のドル買いですね。

つまり結局ドル買いとなるケースが多く、ドル高となれば金上昇は長くは持ちません。
有事勃発での金への逃避は一時的なものに終わる可能性が高いのです。

ということで、ここからゴールドを買う、というよりもしもの場合はゴールドの吹き値を
売る、という方が私にはしっくりくるのですが、
有事想定での戦略は抜きにして考えると、、、、やっぱりレンジブレイクは難しいのでは??

と思うのですが、、、

※これはドル円とNYゴールドの相関チャート

ゴールドドル円

ドル円も長らく108~114円のレンジ相場を形成していますが、ゴールドと見事な逆相関。

ゴールドが1300ドル大台突破となるなら、ドル円は108円を割り込み105円~100円まで落ちる
新たなシナリオが生まれます。今日発表されたGDPもよかったですし、
日本国債での運用が難しくなった日本の機関投資家らは海外資産への投資を迫られていますし
過度な円高は考えにくいと思うのよねぇ。。。

ということでゴールドは今週どこかで頭打ちして再びレンジ内に落ちると
見ているのですが、どうでしょう・・・。

その場合、ドル円相場では円安ドル高ですので、円建てゴールドは上昇圧力がかかりますが
ドル建て金が下がれば相殺されますので、結局は同じレンジの中、、かな。

※円建てTOCOM金日足

enndate kinn