インターネット商品先物取引システム「Expert(エキスパート)」| 岡籐商事株式会社

文字サイズ

  • 大きく
  • 標準

2月10日(土)午前6時30分~2月11日(日)午後15時まではメンテナンスのため口座開設を停止します。

需給相場前に反転上昇?!大豆、トウモロコシは底入れか

6年連続の豊作が目される米国産の大豆、コーンなどの穀物市場。

どんなに豊作でも天候相場から需給相場へとシフトする
9月の安値は買い、がアノマリー。

天候相場というのは作付けの面積の予想が出てくる3月から
ほぼ収穫と生産量が見えてくる9月までくらいでしょうか。
10月にはとうもろこしの収穫がスタートします。
作付け見込み面積に対して、実際にどの程度作付けされるか、
これは天候などによって変わってきます。
また、作付けが完了した後は、その生育状況が材料となります。
生育が良ければ豊作見込みが早いうちから出てきまが
例年より作付けのスピードが遅く、生育状況も悪いということになれば
不作の不安から相場が高騰します。これが天候相場。

そして、需給相場は9月中頃から翌年2月まで。
とうもろこしや大豆は収穫されてしまい「供給量」がほぼ確定します。
次の作付時期までにどれだけ消費されるのかの需給が相場の材料となります。
どのくらいの量が海外に輸出されるのか、
それによって在庫の減少はどのくらいになるのか。
これが材料となってきます。

天候相場は穀物の生産高、供給量が重要視される相場であるのに対し
需給相場は消費・在庫など需要量が重要視される相場となります。
穀物市場は大きく相場が2分されるのです。

天候相場で豊作が織り込まれる過程で相場が下落し
農家の生産コストにも満たない安値にまで売り込まれてしまった場合は、
農家はコストに見合わない価格での販売意欲が低下してしまいます。

農家が収穫した穀物を売り渋る事態となれば、市場が現物を呼び出す相場に
発展し、価格が上がっていくということが起こります。
これが、豊作で下落した後の需給相場での価格反転のきっかけ。

そもそも安価な穀物には需要がありますから、その後はあれよあれよと
相場が反騰していく、、、ということが起こるのですが、
今年はまだ天候相場の安値が出きっていない印象なのですが、
大豆、トウモロコシが反騰しています。

※シカゴ大豆 コーンに比べると戻りは鈍いですが、、、::

大豆

※シカゴコーン 38.2%戻り達成

とうもろこし
とうもろこしが反騰し始めたのが7/16なので、まさに天候相場ド真ん中。
とうもろこしは7月の受粉期にうまく授粉ができないと生産に問題が生じます。
この授粉シーズンは7月上旬から中旬にかけてのわずか1~2週間のみ。

ということで、万が一の天候相場リスクを避ける投資家も
あったのかもしれませんね。
しかし、25日からの上昇はこのニュースにも影響したようです。

トランプ政権、120億ドルで農家支援へ-貿易戦争の影響緩和狙い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-24/PCDO776JIJWL01

これまでの下落は、豊作見込みでだけでなく、
米国の関税引き上げに反発する中国が7月6日以降、他の544品目と合わせて
大豆に25%の追加関税をかけると発表した影響も大きかった。

穀物農家からは、この下落がトランプ大統領のせいだとして
不満が高まっており、このままでは中間選挙で農家からの票を
失うリスクが・・・?!
ということで、救済措置を講じると発表したのでしょう。

果たしてこの金額で農家が救済されるのか正直わからないのですが、
トランプ大統領は11月選挙前には農家の票を集めるために
穀物価格を支える別の手段を講じてくる可能性もありますね。

さらに、中国による報復関税の影響で中国という大口の買い手を失う可能性を
警戒して下落した大豆ですが、
USDA(米農務省)が先週27日に、仕向け先不明としながらも、
15.41万トンの輸出成約報告があったことを明らかにしました。

輸出業者は10万トン以上の輸出成約については
翌日までにUSDAに報告することがを義務付けてられています。

どこに輸出したかは不明ですが、米中貿易摩擦があったからといって
安価に放置されたまま米国産大豆が売れないというわけではありません。

安ければ世界中に買い手があろうかと思いますし、
何より何処より、中国自身が大豆を必要としています。

中国の食用油は大豆、そして油をとったあとのミールが
豚や牛の飼料となっているのです。
中国の胃袋を支えているのは大豆なんですね。

ですから、不明とありますが、ひょっとすると中国かも…。

26日発表された週間輸出成約高も予想を上回っていましたし、
米国産大豆の需要がなくなるわけじゃないんですね。

先週大豆が上昇した背景には、天候相場から、需要に着目した
需給相場としての側面もありました。

米中貿易摩擦の影響で、豊作織り込みよりもさらに売り込まれた印象が
ありますので、その分は戻っていくかもしれません。

中間選挙を控えたトランプ大統領のテコ入れ策期待が出てきたこと、、
そして、需給相場に入る時期が近いことから、
穀物相場は、中期的には買いを考えたいと思っています。
米中貿易摩擦絡みでの材料は大豆ですが、
とうもろこしと大豆の相関は高いので、
大豆が戻るならとうもろこしも戻ると思います。

ただしとうもろこし、授粉期の天候リスクはほぼ確認できず、今年も豊作の見込みが濃厚です。
通常の天候相場としてみれば、もう一段の穀物価格の下落が妥当。

短期的には下落幅の38.2%押しを見た感じなので反落しそう。

※シカゴコーン日足
とうもろこし

短期でやるなら売り参戦でもいいかもしれません。
じゃあどこで買いましょうか。。。

※シカゴコーン日足フィボナッチ どこまで反落する?!

 シカゴコーンWbotom

38.2% 50%押しがいったんの目安です。
ただ、天候相場が完全に終わる前は黄色のラインの底値を再度トライする可能性は
排除できませんので、少しづつ買い下がるか、、、。

そしてTOCOMの円建てとうもろこしも短期的には反発してきましたが
7/3の24500円の戻り高値をしっかり超えられなければ
トレンド転換とまではいきません。

7/12の安値22850円くらいまでの下落は覚悟。
しばらくこの辺りで揉んで、下値固めでしょうか。

 ※TOCOMとうもろこし日足 一目の雲が重くのしかかっています・・・。
TOCOMko-nn

それでも、7/3の22850円バックに押し目買いかな・・・。まだ早いかな。。。。
本格的な需給相場を前に上がり始めちゃったので
高値掴みには注意が必要ですが、今年は例年より早く上がりそうな予感・・・。

***************************

Bコミさんこと坂本慎太郎さんと和歌山に行きます!!
是非、会場でお会いしましょう!
詳細は下記バナーをクリックしてくださいね。

Bコミセミナー