インターネット商品先物取引システム「Expert(エキスパート)」| 岡籐商事株式会社

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2月10日(土)午前6時30分~2月11日(日)午後15時まではメンテナンスのため口座開設を停止します。

短期反発も、ゴールドはまだ底入れとは言えないワケ

お盆のマーケット、トルコショックで株式、為替市場のボラが上昇していますが
こうしたリスク回避ムードが高まる相場でもゴールドが上がりません。

基本的にはドル高だから、、、ですね。

リスク回避でも金に資金シフトしても、金利が付きません。
ドルに資金シフトすれば、そこそこのスワップが付きます(金利差収入)
米国の政策金利はドルをキャッシュで持っているだけでも妙味がある、
という水準にまであがってきた、ということですね。
ユーロ、ポンドより高いのはもちろんですが豪ドル、NZドルよりも高いんです。
逆にドルショートはコストがかかり過ぎて長期保有できなくなってきている。

これが、リスク回避時には資金が米ドルに集中する最大の理由であり、
金利が付かない金は全く注目されていないということなのでしょう。

要するに、ドル高が終焉しなければ金の時代はやってこないということです。
さすがに、現在のペースで政策金利を上げていくと、政策金利に敏感に反応する
年内にも米2年債利回りの上昇が大きく、10年債利回りと逆転してしまう可能性が
出ているので、来年3回の利上げを粛々と続けられるかどうかは疑問。

2年債と10年債の利回りが逆転してしまうと半年から1年後には
リセッション、景気後退が引き起こされるというのは
過去の経験則として市場関係者の間では周知の事実です。

ですから、ドル高が極まるのも年内までかな、という気がしますが、
逆に言うと、今年いっぱいはドル高、金安のトレンドは続きそうだということです。

お盆の15日にもゴールドは大きく下落しました。
リスクオフの様相となり、ドル高が進行したためですね・・・。

NY金チャート分析

◆日足チャートは1360ドル台がキャップされて下落開始。
4月から4か月の下落トレンド形成中です。
NYゴールド

1200ドル大台割れで心理悪化も気がかりですね…。

◆月足チャートは一目の雲の下限を下抜けそうです。
この8月終値で1211ドルを上回らないと下抜け確定。
このまま下落が加速するリスクを示しています。

オシレーター系指標、ストキャスティクスも絶賛下降中。
MACDもデッドクロスして下降中。

テクニカル的には買えるチャートではありません。

NY金月足
ひょっとすると年内、2015年12月の安値である1045ドル(黄色のライン)を目指して
下げ続けるかもしれません。(途中戻りもあると思いますが、足下では戻りが入りそうですね)

ではTOCOMでのトレードはどうしましょう。

TOCOM金のチャートを見てみると、、、

◆日足レベルで直近安値を探ると2016年10月の4111円がひとまずの目途と思って
見ていましたが、昨日8/15に4111円でピタリと止まって反発開始。
きん日足4111

下髭の長い陰線でいったんは戻りを入れる相場に見えます。
戻りの目途は、フィボナッチリトレースメントの38.2%程度とすれば
4374円くらいまでの反発期待。そこまで戻らなくても4200円台回復はありそう。

フィボナッチ戻り

ただし、、、まだ底入れとは言えないと思っています。

◆月足レベルで見ると、TOCOM金は2011年からずっとずっとレンジ相場。
2014年以降は4040円(水色のライン)から5000円の1000円レンジですが、
今回その黄色のライン4040円近くまで下落の可能性もあるでしょうか。
この水準は2016年12月の安値1983年の高値とも合致しますね。

そして2013年6月の安値3750円(青のライン)は2010年5/6月の高値と合致。
このラインは強力なサポートとなると思っています。

オシレーター系の指標をみてもストキャスティクスは
月足レベルで真っ逆さまに下落している過程にありますし
MACDもデッドクロスして下降中です。

TOCOM月足

私はTOCOMの商品をトレードする際、カテゴリ別取組をチェックします。

http://www.tocom.or.jp/jp/market/torikumi/index.html

TOCOMが日々公表していますので、トレードする方は是非チェックして
いただきたい情報です。

カテゴリ区分については、TOCOMのページに飛んでいただくと
下の方に説明がありますが転載して簡単に説明すると。。。

1.カテゴリ区分について

◆当業者

上場商品を主原料とした物品の加工販売等を業としている者による取引。
(商品先物取引業者への委託による取引、自己による取引を含む。)

◆商品先物取引業者、プロップ、マーケットメーカー

・商品先物取引業者の自己による取引。
・プロップ(プロップハウス)は、自己ディーリングを専門に行う会社の取引。
・マーケットメーカーは、市場に売り買いの価格を提示することで
 取引促進及び価格安定化を図るために当社が指定した者による取引。

◆ファンド・投資信託

ファンド及び投資信託による取引。

◆投資家

個人・法人による取引。


◆取次者経由

取次者(主務省から受託業務許可は受けているがTOCOMの取引参加資格がない社)を経由した取引。

◆外国商品先物取引業者経由

海外の商品先物取引業者を経由した取引。

買いと売り、どんな参加者がどのくらい保有しているのかがざっとわかります。

注目は個人の玉。
買いに偏りが大きくなると、上がりにくくなる傾向が強まり
売りに偏ると、下がりにくくなります。

金は、個人の買いが71000枚程度、売りが21000枚程度、と買いが大きい。

当業者、現物業者らは売りヘッジしてますね。36000枚の売りに対し2000枚の買いです。
ヘッジポジションは頻繁に動きません。ヘッジですし、思惑通り下がってますし。

プロップも売りですね、彼らはトレードで儲けを追求しますので
下がることを見込んでいるわけです。

個人の買いはどうでしょう、値ごろで逆張りで耐えている、、、というケースも多く
価格が下がれば下がるほど余裕がなくなりますので、
買いを投げざるを得ないというようなことがあるかもしれません。

TOCOMの金、そしてプラチナは個人の買いが偏り過ぎているのが気になりますね。

ということで、この夏から秋に思わぬ安値示現となるような気がします。
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