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コモディティ総弱気。トランプ政権のインフラ投資計画ってどうなってるの?!

ゴム相場が正念場。

TOCOMゴムチャートですが164.50円近辺でトリプルボトムとなるか、
それともここを割り込んで下落するか、という瀬戸際。
ゴム日足

このラインをサポートして反発するような強気要因は見当たりません。

もう少し長いチャートを見てみましょう。週足です。
週足

2016年は145円アラウンドが安値水準でサポートされていました。

2017年に大相場をやっているんですがタイの大洪水で需給ひっ迫、
主要生産国が天然ゴムの輸出削減策を発表などと
ゴム独自要因もあるにはあったんですが
私の過去ブログ記事を振り返ってみると、、、

原油に連れ高?!ゴムに大相場の芽 2016/11/01 17:35
https://www.shouhinsakimono.com/expert/blog/ohashi/99046/

この時11月ですからゴム上昇初動で注目していたわけですが、
初動では原油上昇につれ高となった、というくらいしか
材料がなかったようです。

今になって振り返ってみると、この時は米大統領選挙でトランプ大統領が誕生し、
あらゆるコモディティが上昇した時期なんです。

短期的には天井をつけたゴム相場 2017/02/21 13:56
https://www.shouhinsakimono.com/expert/blog/ohashi/108472/

翌年2月になってそれをまとめていました。

トランプ大統領が選挙公約として売り出していた
公共事業、インフラ投資が材料視されたんですね。

また、トランプ大統領誕生で、金利が上昇し、インフレ時代が到来すると目された時期でしたので
コモディティはどんどん上がるとみられていましたが、、、
そういう見通しって当たらないですよねぇ・・・。

トランプ政権のインフラ投資計画ってどうなってるんでしょう。
ちょっとググってみたら、、、

2018年、今1月の一般教書演説で
「インフラ投資のために1兆5千億ドル以上を生み出す法案を作成する」と話してました。

その後2月12日、トランプ大統領は
今後10年間で1.5兆ドル規模のインフラ投資計画の概要を発表。
大統領はインフラ投資を今年の重要政策課題と位置づけ、その実現を目指している。

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58332?site=nli

今年あと4カ月弱しかありませんが、、、。

中間選挙が節目でしょうか。
これだけ具体的にインフラ投資計画があるわけですから
なかったことにはならないでしょう。多分。

中間選挙後に着手という見方もあるようですが、
そうなればコモディティ全般、弱気はあと2カ月弱の我慢。
(原油だけは独自要因で強気継続です。)

それまでは、上げ要因は多くないのでもみもみしながら
下値を切り下げていく可能性が大きいですね。
貴金属、ゴムなど工業品全般において。

コモディティバイヤーとしての頼みの綱、中国は
米国が仕掛ける貿易戦争のターゲット。

中国景気減速がコモディティ相場の上値を抑えています。

中国は国内でのインフラ投資計画を推し進めているようですが、
こうしたニュースにもあまり市場は反応しませんね。

中国当局、インフラ投資計画の承認加速 7月は前月のほぼ4倍
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN1L1099.html

中国が景気テコ入れにインフラ投資を拡大させることが
好感されるというよりも、副作用を懸念する機運の方が強いということでしょう。

中国、トランプ・ショック緩和に躍起 「万能薬」インフラ投資加速も債務拡大懸念 (1/3ページ)
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180904/mcb1809040500003-n1.htm

~インフラ投資は地方政府や国有企業の「借金」で財源の多くがまかなわれており、投資過熱で経済リスクが増すことが懸念される。国有企業である中国鉄道総公司も、これまでの建設投資などが響いて5兆元規模の負債を抱えると中国メディアが伝える。

ということで、コモディティ市場反転の起爆剤は
中国ではなく、米国によるものがきっかけとなるんでしょう。

やはり中間選挙後に注目かな。

それまではだらだらと下落が続きそう。

あ、その前に米国は10月に為替報告書を公表するはず。
その時にひょっとすると中国に厳しい内容となって
為替市場が大きく動くかもしれません。

為替操作国認定までいくかどうかわかりませんが
元の切り下げを非難し、場合によっては切り上げが要求されるかも。

これが少し前に騒がれた現代版プラザ合意となるか。

となると中間選挙前、10月の為替報告書公表あたりから
ドル安が加速し、コモディティ反転となる可能性も。

米国のインフラ投資計画が宙ぶらりんのままですので
これがいつ具体的になるのかということを考えると
コモディティ安はそろそろ終焉時期が近いのかもしれません。

あ、ゴムは164円を割ったら、140円台もあるかもしれませんので、短期的には超弱気です。
ゴムはタイヤ需要なのでインフラ投資とはあんまり関係ないですね。

インフラ計画で大きく動くことが見込まれるのは
非鉄金属市場。
これが大きく動き出すことで連れ高となる、というのがゴム反転のシナリオです。

政治の秋ですね。

そうそう、ゴムトレーダーにはぜひご来場いただきたい。

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