日本フィナンシャルセキュリティーズ

GOLD急伸、追随するシルバー、プラチナ

ゴールドがレンジを上抜けしてぶっ飛んでます。

後を追うようにシルバーもレンジを突破。
ゴールドが強いのは過剰流動性マネー、低金利、そして
米中対立など不安心理と制裁の欧州によるドル不安など
数え切れぬほど材料が出てきますが
シルバーはこれと言って買い材料はありません。

金銀比価(金÷銀)があまりにも上がり過ぎて
その修正が起きていると説明するのが妥当。

つまりゴールドが高いのにシルバーは割安に放置され続けてきた、
ということね。ここに気付いた投資家らの買いが始まったようです。

そういう意味では、さらに割安に放置され続けてきた
プラチナもここから面白そうです。

こちらはまだレンジの中にいますが、上限を試す動きが出ています。

コロナショックでは600ドルをも割り込む急落がありましたが
(その時の金の安値は1450ドル近辺、あまりに水準が違う。。。)
その3月に中国が爆買いしていたことが明らかとなりました。

そう、バーゲンハントです。

7月8日の日経新聞にも掲載されていましたね。

その内容を整理しますと・・・

【中国のプラチナ取引量、上半期として過去10年で最大に】

・中国で現物の貴金属を取引する上海黄金交易所(SGE)では、
 1~6月の取引量が前年同期比で2.7倍に急増。
・取引数量は約24トンとなり、前年の約9トンから大きく増えた。
・3月単月で約10トンと前年同月比6倍

「中国の宝飾品メーカーや白金を産業用に使う
  製造業などの需要家が白金の在庫を積み増した」

【日本の個人投資家も現物、ETFでプラチナ買い】

・田中貴金属工業では、3月地金販売量が前年同月の10倍に急増。
 1970年代に白金地金の店頭販売を始めて以来最大の販売量に。
 
・白金ETFで国内シェアの9割超を持つ「プラチナの果実」
白金残高は6月末時点で3.3トンと、4月比で2割増加

なんと地金商店頭ではプラチナの地金が昨年の10倍も売れたと?!
日本人の逆バラ―も健在ですね。

また、新型コロナの影響で白金の7割を産出する南アフリカでは、
3月末からの国境封鎖で鉱山の操業が一時的に停止されるなどの影響で
2020年の年間での白金供給量は前年比で2割程度減ると予想されています。

供給が細ると予想される中で、買いが旺盛ってことは…。

金や、パラジウムと比較してあまりに安値に放置され続けてきた
プラチナ、価格修正の上昇が期待できそうです。

次回は、2019年まで猛烈に上昇してきたパラジウムより
プラチナの方が今後有望である、ってお話しを書こうかと思っています。