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天然ゴム急騰、2016年大相場と酷似?!

10/19に ラニーニャで農産品価格上昇開始、大相場発展なるか
https://www.shouhinsakimono.com/expert/blog/ohashi/130088/
というブログを書いたのですが、
「206~207円どころをしっかりと上抜ければ大相場に発展しそうです。」
としていたJPX RSSゴム相場が、ここをしっかりと抜けて大相場を演じています。

日足 
日足

もはや週足でも次の節目が見えないので、月足を見ましょう。

月足

月足

一目均衡表の雲の上にロウソク足が顔を出しました。
ボリンジャーバンドもエクスパンションからバンドウォークへと
今まさに拡大し始めたところです。

日足ばかり眺めていると、いつ大調整がきてもおかしくないと
思わず売り参戦したくなるチャートですが、月足ではまだまだ。

200円台でちょっとだけ乗っているのですが
2009~2010年や2016年型の大相場に発展する可能性も?!
などと期待しているのですが、2016年のゴム上昇の背景に何があったのか
自身のブログをさかのぼってみると~

原油に連れ高?!ゴムに大相場の芽(2016/11/01)
https://www.shouhinsakimono.com/expert/blog/ohashi/99046/
・中国は先週の六中全会で、習近平氏に権力を集中させて
ゾンビ企業の淘汰を加速させコモディティなどの過剰生産を
削減する目標に向けてアクセルをふかすことを明らかにしていますが、
10月にも負債7700億円にも上る中国鉄鋼大手が経営破綻。
ゾンビ企業を救済せずに淘汰させています。

・ラニーニャの影響で、ゴムの生産地の天候が不順となっており
天然ゴムの集荷量が抑制されているというニュース~


中国関連資源銘柄が急伸中~ゴム高値突破(2016/11/8)
https://www.shouhinsakimono.com/expert/blog/ohashi/99583/
・突然の天然ガス急落と石炭急騰。
この因果関係には何か中国が絡んでいるような気がします。

・それにしては、鉄鉱石や銅価格なども一緒に上昇していますので、
(すべて中国銘柄とされるコモディティ)
六中全会の後から、資源分野のテコ入れ策を進めていることへの効果、
ということのような気もします。

~おっと、今の相場によく似ていますね。

①六中全回(2016/10/24~27)後からの上昇
  ~今週から中国では五中全回(2020/10/26~29)が開催される
 
今回の五中全回では2021~25年の5カ年計画と
2035年までの長期目標が示されます。

前回の六中全回ではコモディティなどの過剰生産を削減する目標
などが掲げられ、資源分野のテコ入れ策が好感された可能性を
私は指摘していますが(ホントのところはワカリマセン)
もし、今日から開催される五中全回の長期計画の中に
コモディティに絡む目標が出てくれば、資源関連銘柄には注目です。

そうでなくても、中国は今、大豆など穀物輸入を増やしており
食料を大切にするように「食べ残し禁止令」が打ち出されています。

食料自給率低下もはや隠せず? “食べ残しNG”掲げる中国政府
https://dot.asahi.com/wa/2020102000072.html


②ラニーニャの影響

2016年もラニーニャが警戒されていたんですね。
今年も同じです。ラニーニャの影響がゴムを押し上げている可能性は大きい。

ラニーニャ現象の影響で東南アジアでは豪雨や洪水などの被害が
報告されています。
タイ、マレーシア、インドネしたといった東南アジアはまさしくゴムの生産地です。
本来なら今頃の時期は増産期であり、減産期前には
在庫を積み増す時期にあたるのですが、在庫が前年同期の半分水準に
落ち込んでおり、在庫拡充できぬまま増産期が終わってしまうリスクが
あるということが、価格に反映しているものと思われます。

小菅氏が記事にしていますので是非。

天然ゴムの動向、37カ月ぶりの高値更新
https://gomuhouchi.com/serialization/31238/ ゴム報知新聞
(記事はマーケットエッジ代表の小菅努氏)

上海ゴム先物相場も急伸している。10月12日に1トン=1万3,000元を突破したばかりだが、19日には1万4,000元、21日には1万5,000元と、極めて短いタイムサイクルで1,000元単位の急騰地合を形成

上海ゴム週足
上海ゴム
http://www.asumiru.com/chart_commo_f/chart_commo_f_sitsr_w.html


300円を超えてくる可能性もありそう。