日本フィナンシャルセキュリティーズ

ゴム相場は天井をつけてしまったのか?!

JPXゴムRSS相場、
10/29に「天然ゴム急騰、2016年大相場と酷似?!」とブログを書きましたが、
https://www.shouhinsakimono.com/expert/blog/ohashi/130095/

その時の価格が268円、まさにその日29日のうちに292円まで上昇しトップアウト。
11/5には206円まで90円近い暴落となりました。

 

※日足
ゴム日足

 

ゴム相場は価格の下落も上昇も、需給要因が大きい。
(ゴールドなどは金利など金融要因が大きいですね)

 

3月の下落はコロナ禍、自動車販売に大きく影響が出たことが背景でしたが
経済は思ったよりも早く回復し、中国の自動車販売はほぼコロナ前に戻りました。

 

ところが、生産の現場はコロナ前に戻っていないのです。
ゴムの生産地は東南アジアですが、ゴム農園での労働は過酷で
敬遠されがちなのだそうです・・・より安価な外国人の労働力に
支えられている部分が大きいそうですが、コロナ禍、国をまたいだ
移動の制限はまだ解かれていません。

 

ではなぜ急落したのか?!

 

ゴム集荷量は減少の一途をたどっていたのですが
ある日、急に市場にゴム現物が出てきたりするんですねぇ。。。
これ、ゴム相場でよくあることなんです。

 

ゴムの集荷量はUSSという製品化される前の白い樹液の塊と
RSSと言って、それを燻製してシート状に製品化したもので
違いが出ることがあるんです。

 

基本、製品化される前のUSSの集荷量が上がらなければ
RSSの集荷量が急に増えることはありえないはずですが
突如これが増えるってことは、これまで市場に出てこなかった
ゴム在庫がどこからともなく出てきたってことなんですよね。

 

これは、ゴム価格が急騰すると出てくる。
今回もやっぱり出てきました。
誰が、どのような形で持っていたものかはわからないのですが。

 

こうして、価格が上がるまで在庫にしておいて市場に回さなかった
ゴムがどのくらいあるのか、ってことが重要です。
ただ、RSSの集荷量はゴム価格が高騰した10月29日に
突如増えたものの、これが持続していませんので、
出てくるものは出ちゃった、と見ても良さそうですが・・・。

 

今後ですが、ラニーニャは来春まで続きそうということで
産地の多雨、洪水などのリスクが続きます。

 

また、コロナ禍生産の現場には労働力が戻っていない中で
中国を始め欧州の自動車販売台数も伸びており
再びゴム価格は上値を追う展開となるように思います。

 

詳しくは小菅努氏の動画が参考になりますよ。

が外れたとの報道が出ており、他の女性候補であるイエレン前FRB議長の可能性が高まっています。す。