日本フィナンシャルセキュリティーズ

プラチナ今後4-5年で80%超上昇予測、材料は?!

プラチナが強いです。

2015年のVW車の排ガス不正をきっかけに
ディーゼルエンジン車メーカーの不正が次々に発覚。
ディーゼル車は環境に優しくない、としてそのイメージが奈落の底に。
世界はディーゼルからガソリン車、ハイブリッド車へシフト。
近年ではEV車に替えるという流れも出てきていますね。

ディーゼルエンジンの排ガスを取り除く触媒として使われるプラチナは
ディーゼルエンジン車の売上が伸びないことから
長いこと下落相場を強いられてきました。

これも昨年20年のコロナショック時の暴落が大底となったようです。
なんとプラチナは600ドルまで下落したのです。
その時点でのゴールドの安値は1450ドル
パラジウムは1494ドル。
プラチナがいかに叩き売られたかがわかりますね。

これは月足。
2008年のリーマンショック前にはなんと2300ドルまで上昇していました。
プラチナ月足

チャートを見ただけで「長期下落トレンドの終了」って感じよね。

JBMA日本貴金属マーケット協会 代表理事の池水雄一氏のTweetに
世界第三位のプラチナ生産者であるShibanye-Stillwater のCEOの予測が
紹介されています。@BruceIkeGold

※シバニェ・スティルウォーター=米国と南アフリカで白金族金属(PGM)事業を、
南アフリカで金事業とプロジェクトを、
北米と南米で銅、金、PGMの探鉱鉱鉱区を展開する、国際的な貴金属鉱山会社。

プラチナ の価格は今後4-5年で80%以上上昇すると予測しているとか!
燃料電池の触媒需要が増え、中国と北米ではパラジウムの代替として
プラチナが使用されるようになってきているとのこと。

Shibanye-Stillwater 社のCEOは、Shibanye-Stillwater とImapalaが支援し、
BASFが開発したパラジウムをプラチナに代替する新しい技術により
プラチナの需要は30万オンス増加する可能性があるとしています。

いよいよ、高くなりすぎたガソリン車の触媒パラジウムの代替に
プラチナを使おうという動きがでてきたということね。

このところ世界が再生可能エネルギーとして水素に注目すれば
プラチナの需要が上がるという話がHOTですが
水素のような長い先の需要期待ではなく、
ガソリン車の触媒にプラチナを使うという話ですから
すぐにでも需要の増加が見込める話です。

世界はEV車へ舵を切っているように見えますが
インフラを整えるのも、急増する電力事情を解決するのも
時間がかかりますね。

コロナ禍からの脱却で急回復する自動車需要、
まだ世界はEVには手が出ないでしょう。
中国だって、補助金が出るから普及し始めたというところです。
インド、東南アジアなどはまだまだガソリン車需要が大きいでしょうから
パラジウムの代替にプラチナという材料は水素材料より
インパクトは大きいと思います。

このところ、貴金属4商品の中でプラチナが最もしっかり動いています。
貴金属一覧
❤は、2020年からのチャートでの高値がどこにあるか。
過去1年の相場を振り返って直近の値段が高いのはプラチナだけなんです。

にしても、まだまだプラチナは安価。
やっと底入れが確認できたかな?という水準です。

比較


いずれ、パラジウムとプラチナの価格が再び逆転するんじゃないでしょうか。
パラジウムは投資できる商品が少なかったのですが
プラチナは現物からETF,先物までラインナップが豊富です。
注目してみてください~(プラチナ結構持ってるの)