日本フィナンシャルセキュリティーズ

金上昇続く、リスク回避はまだ続いているの?!

今日は日本株も落ち着きを取り戻し、ドル円相場も117.60円で推移しています。
16日㈮に115.85円まで円高が進んだことを考えれば、2円近い回復です。
といいますか、16日㈮のNY時間にはすでに117.75円まで戻っていたんですよね。

15日㈭の欧州時間に突然、SNBスイス国民銀行が
ユーロスイスの1.200フロアー維持に白旗を上げてから、
リスク回避と思われる「リスク資産の売り」は
24時間、15日欧州時間から16日欧州時間までで、一巡したようにみえます。

SNBショック翌日のNY時間には、ダウ平均は190ドルあまりも上昇しています。
そして、週明け今日の日経平均も150円高。

リスク回避相場は終わったといっていいのでしょうか?!

興味深いのは、「リスク回避時に買われる金」が今日も高いこと。

金2015119

もし、スイス国民銀行が無制限介入を停止し、
スイスフランが暴騰したショックによる損失の規模がほぼ見えてきて
それを補てんするためのリスク資産の売りはもう出てこないと
いうなら、次のテーマはECB理事会の想定を超える規模が期待される
量的緩和策の発表です。

SNBが何故この時期に突然ユーロスイス高を防衛する介入を辞めたのか。

22日㈮のECB理事会と25日のギリシャ総選挙を控えての
ユーロ売りスイス買いのマネーの流れにはSNBは対抗しきれないと、
とっとと見切りを付けたということだろう、ということで
現在の市場のコンセンサスは一致しています。

SNBとECBの間で話し合いが持たれたのかどうかは明らかにされていませんが
SNBジョーダン総裁はノーコメントとしており、
おそらく、情報交換はされたのでしょう。

となると、ここからはECB理事会に向けて、欧州から出てくる
緩和マネーを期待したリスクオン相場が始まっていると考えることが
できるのですが、では、何故金は上昇が止まらないのでしょうか。

①リスク回避相場は終わっていない

1・スイスフランショックの全貌がまだ見えない
2・原油安、底が見えずにその影響はまだ計り知れない
3・ECB理事会、ギリシャ総選挙などのイベントへの懸念
4・中国株下落、中国ハードランディングリスク?!

今の相場、大暴落の種と思われる地雷はそこらじゅうに
あるような気もします。。。とりあえず、3年もの下落が続き
割安放置の安全資産の金に資金を移動しておこうというもの。

①ここから、本当のブル相場が始まる

金上昇、リスク回避の時以外にもあるんですよね。

利上げが目されている時までは下がるんです。
金は金利がつかないということで、利回りのあるアセットに
資金シフトが進むから。

しかし、実際に金利が段階的に上がっていくと、金も上がることがあります。
それは、本当の好景気でインフレ期待が高まるから。
金市場にも資金が巡ってくるんです。

2000年からサブプライム、リーマンショックが来るまで
米国株も不動産価格も上昇していましたが、
この時、金もずっと上がっていたんですよね。

そして、株や不動産が崩れて、なお猛烈に上がったと。
それが2011年9月に金は天井を付けて下落トレンドに入っていました。。。

もし、足元の金の上昇が「リスク回避」によるものではなく、
いよいよ金利上昇時代の幕開けだとして、時代を先読みした
好景気による金買いだとすれば、、、まだ金は上げ始めたばかり?

金の産金コストはおおよそ1200ドルといわれています。
1200ドル割れはは何度か示現していますが、
必ず買い直される相場が続いていることは確か。
大底圏内と見ることもできるのです。

③SNB政策の変更で、金が目覚めた可能性

この③番についてはまた明日書きます。
ちょっと面白いことを指摘されている方がいらっしゃって。

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先週円建ての金ミニの初トレードに大成功したのですが、
そのまま利食わずに保有し続けたらもっと上がった!!
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これ、5000円いっちゃうんじゃないの?!

NY金も強気を継続中。