日本フィナンシャルセキュリティーズ

金相場、上昇一服も・・・ロシア金準備増加中

金相場、上昇一服気味。。。

22日ECBからのバズーカ緩和を受けて金市場にも資金流入が見られたのですが、
1300ドル台に乗せたところで達成感?!

ギリシャ総選挙の反緊縮派大勝のニュースにも反応することなk
現在1274ドル近辺まで下げてきています。

円建ての金は円安が来れば上がってしまうので、
安易にショートできないのですが、CFD使ってドル建て金をショート中。

ゴールドマンサックスが2016年の金相場見通しを1089ドル、
2017年を1050ドルに下方修正したことが圧迫要因という指摘もありますが、
私はまだ、今回の金相場が終わったとは思っていません…。

ただ、1240~50ドル近辺までの調整があっても
おかしくないチャートに見えるので、短期的に売ってみました。

何故金が終わっていないと思うのか、というのは
先週のコモログにも書きましたが、
加えて、
ECBがバズーカ緩和を始めたことで過剰流動性相場は結局続くと
思われることと、その資金が債券市場にもじゃぶじゃぶ流れ込むせいで
金利がつかない世界に入ってしまっていることなども
金に資金が向き始めた背景にあるんじゃないかと思います。

それと、お仕事でもお世話になっている
コモディティインテリジェンスの近藤雅世さんの
「コモアイ」レポート  http://commi.cc/

今週のゴールドレポートになかなか興味深い記述が。

ロシア政府の金保有高は12096トンに増加

ロシア政府の金保有高は、9ヶ月連続で増加し、世界第5位の金保有国になった。1月1日時点のロシアの金保有量は3,880万オンス(約1,206トン)と、前月の3,820万オンスから増加したとロシア中央銀行は1月22日ウェブサイト上で公表した。

というものです。
去年、原油安とルーブル安でロシア財政は圧迫されて窮地に
追いやられていることが話題となったころに、
ロシアが外貨準備で保有する金を売却して
介入資金に充てるのではないか?な~んて噂も出ていたのですが、
金を売るどころが買ってるんです、淡々と。

面白いですよね。

2005年に比べると3倍以上になっており、1993年以来最大にまで
金準備が増加中だそうですが、

「原油価格が下落を続ける環境の下で外貨
を金にスワップすることには驚かされる」との指摘も。

近藤さんはレポートの中で、
ロシアは米国債の保有を減らしており、
法定資産を非法令資産に、ペーパー資産を実物資産に
置き換える動きである。と書いています。

プーチンさん、米国債売ってるんですね。

米国が当事者となる有事があれば米国債は売られるでしょう。
そして、やはり、そんな日が来るなら金に資金が逃げます。

プーチンさんが何を考えているかは計り知れませんが、
やはり、資産の中に幾分か金を保有しておくことは
必要なのではないかと思わされますね。