
やはり地政学プレミアム剥落、、、
ありゃりゃ。原油下げちゃった。
地政学リスクで上昇した場合というのは危険で、
よほど問題が深刻で長期化するというものでない限り
その高値は売りになってしまうというのが常ではありますが、
それでも、今回の場合は期末の「ドル高の修正局面」でのこと。
株式市場でも、為替市場でもポジションの巻き返しが起こっている
起こっているため、この流れが加速すれば、原油市場においても
更なるポジションの巻き返し、、、つまりは売りの買戻しが
加速するんじゃないか、と思ったのです。。。
ところが、27日㈮NY市場で、引けにかけて原油が急落しちゃいました。
先週のサウジはじめ湾岸10か国によるイエメン空爆で
急伸した原油、ショートカバーの上昇じゃなくて、
新規買いも結構入ってたってことかしらね。
そのにわかロングが週末前に手じまった、と・・・。
日足では75日移動平均線に頭を抑えられた格好ですが、
それでも43-44ドル台でWボトムを付けた相場の
上昇トレンドは崩れていません。
このピンクのラインを割り込んだら、
再下落で40ドル割れに向かう。
割らずに再反騰なら、
まだ原油価格の戻り局面と判断することにしましょう。
確かに、地政学プレミアムで買われたところは
かなり移動平均から乖離していました。
日足でみると5DMAから5%も乖離してる。
こういう時は気を付けないといけないということか。。。
でも、こんな記事が出てきたので、
なんか上がらない気もするんだよなぁ・・・。
[FT]原油先物、再び1バレル100ドル超の予想も
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO84878020W5A320C1000000/
まずは期末~新年度入りでドルがどう動くか、
株などがどう動くかってところを見極めてからでしょうか。