日本フィナンシャルセキュリティーズ

トウモロコシ作付意向面積受けて急落!

今日は穀物相場について書いておかなきゃ。

なんてったって、大注目の米国の農家のアンケート結果が出たんです。
これを受けてトウモロコシが急落しています。
東京コーン

★「作付意向面積」例年3月31日発表

穀物市場では
毎年3月末のに発表される「作付意向面積」が相場を動かします。

これ、かなり重要なイベント。

USDAアメリカ農務省が米国の農家に今年、何を作るつもりか?というのを
アンケートした結果です。

穀物の需給を知る上で最も重要なのが世界一の生産高を誇る米国の
穀物生産とその需給バランス。

農家にしてみれば、出来るだけ儲かる作物を植えたいでしょ。
小麦、大豆、トウモロコシのなかから、今年儲かりそうなものを選んで
作付します。となると、その時までの価格が重要で、
あまりに下落して安値放置されている作物を生産する意欲は後退します。

ということで、2012年は干ばつで大暴騰したものの、
2013年、2014年と2年続けて大豊作となったために
2年間ひたすら下げ続けたトウモロコシが安値放置であったため
トウモロコシの作付意欲が減退していて、
作付面積が減るんじゃないか?

という予測が出ていたの。

もし、作付面積が減っていれば、今年の生産高が減少しますから
トウモロコシ相場にとっては買い材料となるんです。
もしかしたら、この結果をうけて、トウモロコシ、上がるかもしれない。。。
そんな思惑もあったかと思います。

ところが、昨日発表された数字をみると、、、

「米国産コーンは前年度比2%減の8919万9000エーカー」

あ、減ってる!
でも、、、たった2%?!

市場予想平均は8873万1000エーカー程度でしたので
予想を上回っていたんですね。

※ただ、本当にこれしか作付されないならば
トウモロコシ生産は3年連続の減少で、
2010年以来5年ぶりの低水準となる見込みではありますが。

一方、米国産大豆は同1%増の8463万5000エーカーで
実現すれば過去最高となるものの、
市場予想(8591万9000エーカー)を下回っている、、、ということで
判断が難しいところですが、

市場の反応は「トウモロコシ売り」でした。
大豆はあんまり動いていない模様。。。

しかし、シカゴのトウモロコシ価格は2年も下落して今こんな水準よ。
これは月足。
シカゴコーン月足

3年連続豊作で、まだまだ下がるとは考えにくいのですが。。。

この作付意向面積、まだ農家の予定のアンケートにすぎません。
これから作付が始まり、天候障害などが生じ、トウモロコシが
上手く作付できなかった場合、大豆へ切り替えるというケースも
あることから、作付面積は実際に作付されて確定するまでわかりません。

これが出るのか6月末。
「最終確定作付面積」
これも非常に重要な指標です。

トウモロコシは意外と買い妙味があるんじゃないか、
と思っていますが、まあ、どこまで安値をひきつけて買うか。ですね。

※自信満々でショートしていたプラチナですが、
謎の急騰にあって撃沈。何で買われたのかわかりませんが、
月末のポジション調整に巻き込まれたっぽい。。。。

ドル建ても円建てもプラチナショートは損切です;つД`)