日本フィナンシャルセキュリティーズ

金ETF/ETP市場に資金流入、トレンドとなるか?

金は完全にレンジ入り。

チャートはドル建て金日足です。
GOLD

1180~1220ドルという比較的値動きは大きい中での
方向が読めない動きになっていますね。

ドルインデックスは再び100を目指して上昇中です。
単純に「ユーロ安」なんですけどね(笑)
ユーロ安ってことは、、、ドル高なので、
ドル建ての金にとっては「下落要因」です。

ドルインデックス

あれ?週末金曜のドル建て金のチャート、もう一度見てみて。

週末金曜のあのユーロ安ドル高が加速していた中、
ドル建て金上がっていたじゃないの。。。。

どういうことでしょう?!

NY金(10日):4日ぶり上昇、ETP通じた保有量が増加
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMLUWV6KLVRM01.html

ETPを通じて金市場に資金が流入していたようです。

先週末には番組に金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんにご出演
いただいたのですが、9日の夜には
金のETF市場にも資金が流入していたことを解説いただいたばかりでした。

BondProxyの先に~金ETF残高増はトレンドとなるか
http://blog.radionikkei.jp/trend/date/20150410/

ポイントは「BondProxy」

欧州の量的緩和で欧州債金利が低下、マイナス金利になるものも
出てきている中で、金に金利がつかないデメリットが相殺されている、
という亀井さん。

つまり、債券から配当利回りの高い株式市場へと資金が流れている
ということなのですが、株だけじゃないのかもしれませんね。
マイナス金利の債券を買うくらいなら、金利のない金でもいいでしょう。

債券バブルがいくところまで行き着けば、
金市場にも、あふれ出た資金が回ってくることになる?

そして、史上最高値圏にある株にもしものことがあれば、
逃避先として物色されるのは「金」です。

ヘッジの意味でもポートフォリオリバランスの際に
価格下落で比率までもが低下してしまったであろう金を
組み入れるのは悪くない選択なんじゃないかしら。

ということで、この金のETPやETF市場への資金流入が
以降トレンドとなっていくのかどうかがポイントとなりそうね。