日本フィナンシャルセキュリティーズ

原油急騰、中期底入れ確定でどこまで上がる?!

原油、中期底入れがほぼ確定です。
(超長期で42ドルが底だったかどうかはまだわからないけど)

2月の戻り高値54.90ドルをしっかりと抜けてきました。
これで1月と3月の安値が W底を形成した形ね。
wti

何故昨晩はこんなに原油が上昇したのか。。。

①EIA米国エネルギー情報局(EIA)週間統計

先週末の全米の原油在庫 129万バレル(予想350~370万バレル増)

前日のAPI在庫統計でも予想より在庫が減少していましたね。
そのAPIの統計よりも増加ペースが鈍っていたということで
ここに目を付けたトレーダーらがいたということかな。

在庫増には変わりがないんです。在庫は増えているんです。
ポイントはその増え方が鈍ってきた、その兆しにマーケットが
反応しているんですね。

それからわずかですが、米国の生産量も減少していたので、
いよいよシェール革命での増産のトレンドが終了した可能性が
あって、それに相場が動きだしているということです。

相変わらずOPEC産油国、サウジなぞは大増産中ですので、
本当は積極的に原油を変える環境ではないのですが、
それが相場なのよね。ショートが積みあがっていれば
ショートカバーがおきますし、それによって
テクニカル的に節目だったところを突破してしまうことがあると、
今度はドテンでロングにしなきゃいけないポジションもあるんです。

ということで、教科書的に見る需給で動く相場じゃありません。
増産ペース鈍化で、在庫増ペース鈍化を燃料とした
上昇相場に入っています。

②現在は、どういうわけかドル高の修正が起こっていて
ドル安にサポートされて、金や原油が反発しているという側面もあります。

このドル安は、利上げ時期が相当遅れるという見方が広がっている、
ということなのかもしれませんねぇ。

今月出た3月分の雇用統計のネガティブサプライズを始め、
昨日出た3月の米鉱工業生産指数が▲0.6%で2012年8月以来の下落率。
4月のNY連銀製造業業況指数は予想が+7のところ▲1.19 3カ月連続低下。

特にNY連銀製造業景況指数が影響したものと思われます。
3月までの数字は寒波のせいにできたんですが、4月の数字まで悪いの?
ってことよね。

指標が悪いのに株が下げない、むしろ買われているってのが
何よりの証拠で、利上げが遅れる、緩和が続くという安心感で
株式市場に資金が流れ、ドル高の修正が起こるために
コモディティ市場に買戻しの波が。

今夜も4月のフィラデルフィア連銀景況指数がでますので
予想の+6.0を下回るようなことがあれば、
同じような動きが加速するかもしれません。


では、WTI原油がどこまで戻る可能性があるか。
昨年6月高値から今年2月安値までの下落幅に対して
フィボナッチリトレースメントでラインを引いてみると

①38.2%戻しで67.80ドル近辺
②半値戻しで75.50ドル近辺

この二つをターゲットに上昇トレンドを形成可能性あり。
週足

まずは58.50ドル近辺を走る23.6%戻りラインで抵抗にあう
(揉みあう)かもしれませんが、これだけの長期トレンドの
底入れ確認ですから、38.2%戻りはあると思います。

欲を言って50%戻しまで、、、これはあるかどうかわかりませんが。。。
38.2%を超えてからの相場の地合いによりますね。
株がどうなっているか、ドルがどうなっているのかみないとね。

TOCOMガソリンも60000円を突破してきました~(*‘∀‘)
ガソリンtocom

ということで、ドル建て原油、TOCOMガソリンロング継続です。