日本フィナンシャルセキュリティーズ

円建て金は一度下方向へ?!

ドル建てゴールドがすっかりレンジですね。
ドル円相場ほどじゃないですけれど(^^;
GOLD

金は需給で動く「コモディティ」の顔よりも
金融要因で動く「金融商品(無国籍通貨)」としての顔のほうが
フィーチャーされている印象です。

コモディティとしての側面が強く垣間見えるケースは
実は意外と少なくて、1200ドル割れでは中国やインドなど実需が
割安感から旺盛に買いを入れてくる、という時だけでしょうか。
何故1200ドル割れでは幾度もサポートされるのかは、はっきりとした
理由がないのですが、おそらくプロデューサーコスト(生産採算ライン)が
世界的に1200ドル程度とされていることが意識されるのでしょう。


現在は米ドルの動向に振り回される日々。

現状の米ドルは

◇ドル安要因 このところの経済指標が悪くて利上げ時期が後ずれする観測

◇ドル高要因 ギリシャを巡る懸念、ECBの量的緩和でユーロ安が止まらない

この相反する材料の綱引き状態にあるため、
米ドル自体が「さらなるドル高」に向かうのか「トップアウト」したのか
難しい局面に来てしまっているので、これがあらゆる市場において
気迷い上昇を引き起こしているといえます。

ドルインデックスのチャート。
ドルインデックス
直近のもみ合いの感じが、ドル建てゴールドのもみ合いの形と
よく似ていますよね。つまり、ドル建て金がどちらかにブレイクできる
タイミングって、このドルインデックスがどちらかにブレイクした時、
ということなんじゃないかなぁと思っています。

ということで、こういうレンジ相場の時は手出し無用ですね。
私、レンジが苦手なんです。
トレンド相場で大きくとっても、レンジで結構やられることが多くて(^^;

今、ドル建てゴールドは様子見、、、、です。

こちらは円建てTOCOM金ですが、分厚い一目の雲に阻まれて
一度値を崩しそうな形です。
円建て金

もし、円建てゴールドが値を崩すということが起こるなら、
ドル円相場は一度円高に振れる可能性があるってことかなあと
思っているのですが、しかし、今夕、またしても浜田内閣官房参与の
発言でドル円が急伸しています。

21日午後、都内で開かれたセミナーで、
(エネルギーと食品を除いた指数の)コアコアでも
(物価目標を)達成できないのであれば追加緩和をする必要がある」
と語ったことが伝わって、4月30日の日銀での追加緩和の思惑が
広がったのでしょうか?!日経平均先物が20000円大台乗せ、
ドル円相場も119・80円レベルまで上昇しました。

つまり、これは円安ですので、円建て金は上昇してもいいはず、、、
なのですが、、、、う~ん、上がるには上がったんだけど、
上昇力が弱いですね。雲の中に入っていけない感じ。

もし、やはり円建ての金が一度下を試す下落になると想定するなら
逆説的に言うと、ドル円相場も下がっていないとおかしいわけです。

ひょっとすると、今日夕方、浜田内閣官房参与の発言で上昇した
119・80は直近の高値となって、下落してしまうのかな・・・という気が。

4月30日に日銀が追加緩和をすると思って買うのは自由ですけれど、
やるかどうかなんてわかりません。

黒田さんがそんなお膳立てされた中でやるとも思えず。。。

やらなければ、円高でしょう。
ドル円日足ドル円日足は、なんとなく三尊を形成しているようにも見えます。
パターン分析では、一度下方向?!

というか、明日の貿易収支も注目です。
もし、貿易赤字が黒字になっていたら、、、、円高です。

今日の高値は売りかもしれません、ドル円、そして円建て金相場。
ということで、下がる方向で見ているのですが、、、

金の価格当てクイズの締切が明後日に迫っています。
https://www.shouhinsakimono.com/expert/goldlp/201503/index.html

4月30日の金価格を予想するって、、、、チョー難しいですよね。

来週は30日に日銀もあるし、29日には米1-3月期GDPも出ます。
24日のEU財務省会合ではギリシャ支援がどうなるか。。。

今の相場とガラリと変わってしまっているのかもしれませんし。。。

ということで、予想は大変難しい局面ですが、
締切までぎりぎり粘って皆さんどしどし参加してみて!