日本フィナンシャルセキュリティーズ

VIX指数も急伸、全面リスクオフで金猛反騰

日経平均は2万円大台割れ、ダウ平均も17000ドル大台割れです。
ドイツDAXも酷い下落に見舞われていますし、混乱の発端となった上海も再下落中。
株式市場が崩れてきました。VIX指数も急騰してますね。
いよいよ全面リスクオフ相場の様相を呈してきました。

そして金はじめ、プラチナなどこれまで売り込まれてきたメタルが猛反騰。

kabuyasu metarudaka

特に勢いがあるのが金ですね。

ギリシャデフォルト危機でも、上海株下落危機でも上がらなかった金が、
ここにきて何に反応しているというのでしょうか。

タイミング的には8月11日から3日連続で切り下げられた人民元安。
この時期から金が底値を這うような値動きから浮上しています。

人民元が切り下げられ、中国との競争を強いられるベトナムも通貨ドンの
切り下げに動きました。新興国通貨は軒並み安となっていますが、
では利上げが見込まれる米ドルの一人勝ちかというと、そうではないんですね。

株の下落というリスクに、これまでキャリー通貨であったユーロが買い戻されており、
ユーロ高になっています。またドル円も同様にリスクを嫌気して下落しています。

つまり、ユーロ高、円高。。。
ドルインデックスを見るとむしろドルは下落しているのです。

ドル安となればコモディティは買われます。
(それなのに戻らない原油相場の弱さは深刻)

現在の金高は、ユーロ高ドル安に相関している側面が強いですね。
不思議なものです、ついこの間まではユーロは原油安に相関性が高かったのに。

マーケットというのは 1+1=2 にならない。(私の尊敬する師匠の言葉)
どんな局面にでも必ずこうなるという相関性など存在しないのです。

また、人民元安によって新たな通貨安戦争勃発?!との不安が
無国籍通貨と呼ばれる金への資金逃避を促したという側面もあるでしょう。

人民元切り下げをきっかけに逃避先資産としての金の地位が戻ったと
見る向きも出てきました。

このまま垂直に1200ドルというわけにはいかないと思いますが、
株価が戻らないことには、金への資金流入も続きそうです。

TOCOMの金を買う場合は、ドル円が急落すれば円建て金も引っ張られて下がる
ということを念頭に、安値を引き付けたいですね。

金は買い遅れちゃったわ。。。買おう買おうと思っていたのに~

120円割れの円高があれば、再び4100~4200円の安値で拾うチャンスが
来るんじゃないかと淡い期待を持ってます。
(ドル建てが1200超えちゃうとそんなに下がらないかなぁ・・・)