日本フィナンシャルセキュリティーズ

ECB12月の追加緩和示唆でユーロ安ドル高もしっかりのコモディティ

アメリカの利上げより、日銀の追加緩和より
欧州の追加緩和が早いかも?

だなんて…虚を突かれたわね。

VWショックがもたらした影響ともいえるんじゃないでしょうか。
冷静に考えれば、VWショックがあったので、ハト派的発言が
出る可能性は高かったと、今になって思いますが、
市場の関心が来週のFOMCと日銀に向かう中で
ドラギ総裁、改めてその存在感を示しました。

おかげでドイツDAXはご覧の上昇。
DAX

昨晩の米株、そして今日の日経平均が高いのもドラギマジック。

12月ECB理事会で新たな金融緩和手段を検討しているということで
米利上げ仮にあったとしてもECBマネーがサポートする、
という安心感が広がっています。

マイナス金利のさらなる拡大や。
量的緩和の期限延長、買い入れ資産枠拡大など
いろいろ考えられますが、おかげでストーンとユーロ安。

※左がドルインデックス、右がユーロインデックス
tuuka


ユーロ安、、、、ということはドル高なので
商品市況にとっては、教科書的には売り材料。

ところが昨日のコモディティ市場はそれほど下げませんでした。
こちらはCRBインデックス
ドルインデックス000


何故でしょう。

話は簡単、リスクオンだからですね。
ドル高による国際商品価格下落というよりも、
緩和マネーが株や商品市場を押し上げるという方向に
受け止められたってことね。

ゴールドマンサックスのこのような動きを見るに
米利上げを嫌気して、そして中国の景気の変調に驚いて
下げ続けてきた商品市場の下落も、いよいよ最終局面じゃないか、
って気がしてきますね。

ゴールドマン、グレンコアとムーアから商品トレーダー採用-
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWMMMK6S972L01.html

ここから中国はニューノーマルをスローガンに
景気減速を認め受け入れたうえで、静かに縮小していくと
思われますが、中国じゃなたって
新興国はまだまだほかにたくさんあります。

米利上げがどうなるかはまだ決着がついていませんが、
利上げしたところでもう市場は織り込んでいるでしょうし、
欧州がさらに緩和するわけですので心配ない、
という見方から、コモディティもいよいよ
底練から上昇へと入っていくと思います。。。

来週の中国の五中全会でも景気対策が出れば、その兆候が
はっきり表れてくるんじゃないかな?