日本フィナンシャルセキュリティーズ

五中全会控えてコモディティ相場、伸び悩みの背景

9月の雇用統計が予想を超えた悪い数字だったことで
年内のアメリカの利上げに懐疑的なムードが広がったりして
ドル高の巻き返し、すなわちドル安基調になっていたために
コモディティ相場も全般買戻し基調に入っていたのですが、
先週のECBのドラギマジックでドル全面高。
おかげでコモディティ市場の上昇にも陰りが。

これがドルインデックス。急騰してるでしょ。
ドルインデックス777777777777777

 

ECBだけじゃなくて、中国も緩和したことでドル高が加速?!
それ、どういうメカニズムなんだろう…と思ったら
こんな記事を教えていただきました。

中国経済の7%成長、絶対変更できない目標ではない=首相
http://jp.reuters.com/article/2015/10/25/china-economy-idJPKCN0SJ0ZC20151025

中国第13次5カ年計画、予想される内容とは
http://jp.wsj.com/articles/SB12707975987092023884404581306450765196440?mod=WSJJP_hp_LEFTWhatsNewsCollection&alg=y

~第13次5カ年計画で目指す経済成長率は6.5%が政府の正式な
『最低ライン』になると予想~バークレイズ

つまり、これまでの7%目標を引き下げるだろうことは確実。
どの程度まで引き下げるだろうか、ってことがポイントで、
これがあまりに低すぎれば、現在上昇している株式市場にも
衝撃となる可能性があるということでしょうか。
それはもちろん、商品市場にもネガティブよね。

しかし、そもそも中国のGDP6.9%なんて誰も信用していないし
3-4%台がせいぜいじゃないか、って試算があるくらいだから
5%ぐらいに引き下げたって全然おかしくないし
むしろ整合性が取れるとして歓迎したいところだけど、
マーケットは力強い目標を掲げてくれて、
同時にそのための景気対策を期待している、とするならば
この五中全会で出てくる次の5か年計画成長目標は非常に
重要ということになります。

先週23日金曜日に、五中全会に先んじて利下げを発表したのは
五中全会では、GDP目標を6.5%に引き下げる可能性を
裏付ける要因とも思える、、、という見方も。

そうなると、五中全会はリスクにも成り得る、として
ドル買いが加速・・・?!なんて考えることもできるかな、と。

ドル高なので、商品は下落しちゃいました。
そして五中全会の成長目標が予想より低ければ
さらに商品は下がる可能性があります。

ということで、今週はあまりリスクを取らずに
イベント結果を見極めたほうがいいのかな。と思っています。

ただ、ドルインデックス急騰の割には商品の下落は大きくない印象で
底練りの様相。買うなら2番底狙いでしょうか。

※CRBインデックス
CRB