日本フィナンシャルセキュリティーズ

12月OPEC総会前に神経質な原油、銅は8日続落で底なしの様相

昨晩23日のNY原油市場ではWTI原油が急伸する局面がありました。

※WTI原油日足
WTI


サウジアラビアが原油相場と市場の安定維持に向けて、
石油輸出国機構(OPEC)加盟国ならびに非加盟の産油国と
協力する用意があるとあらためて表明したことが伝わっての急伸。

これでセンチメントが改善してレンジ高値の50ドル近辺まで
戻る可能性もあるんじゃないか?!なーんて思っちゃったりして
41.75ドルあたりで飛び乗って、高値は42ドル半ばまであって
ホクホクしていたのもつかの間、あれよあれよと下落しちゃって
コスト割んじゃいました^_^;慌てて撤退。

こういうのはスキャルでとっとと利食わないとダメか…。
レンジ上限くらいまで上がる材料だと思ったんだけど、
「改めて表明」ってことなので、今回が初めての発言じゃないのね。
昨晩はヘッドラインしかなくて、改めて、ってとこがなかった。
前にも同様の発言があったことを、抑えてなかった失敗です。


まあ、まだ具体的に何ができるのか、ってわかりませんものね。
出来るならもうやってるでしょ。国債発行しないとお金が回らない
ところまで来ちゃってて、この価格水準だとあと5年で国家破綻とまで
試算されているサウジ。

減産すれば、非OPECが増産してシェア拡大するでしょうし。
ただでさえイランの経済制裁解除で、年明けにはイラン産原油が
日量50万バレル規模で市場に放出されると言われているので
明らかに増産となるわけで、
この分をOPECで調整して減産しないことには
価格下落は明白。だから12月のOPECでは減産はないだろうと
予想されているとはいえ、イラン産原油が市場放出される分については
何らかの策を出してこないことには、更なる下落となる可能性がある中で、
さあ、サウジはどんな用意があるというのか。。。

ということで、市場はこのニュースに懐疑的ということね^_^;

それから、昨日はまた銅価格が下落していますが、8営業日続落ですって。
6年ぶり安値を更新していますが、利上げを前に底が見えませんねぇ。。。

LME銅:4500ドル割り込む-ニッケルも落ち込み2003年以来の安値
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NYAECK6K50Y901.html

チャート非鉄系の下落がメタル全般足を引っ張ってる感じもあって
まだまだ金やプラチナも買い方には厳しい展開が続いています。
私も先週ロングした金、撤退したわ…。

昨日23日のアジア時間に先物市場で大きな売り注文があって、
ミニ・フラッシュ・クラッシュだと指摘されているようです。
金曜日に発表されたCFTC のポジションではロングが大きく減少、
ショートは史上最大値の90%まで増加してきていると
池水雄一氏のブルースレポート。
ファンドをはじめとする投資家は下げにかけているのが
これをみてもはっきりしている、と分析。

1000ドルという心理的抵抗を決壊させて叩き売るつもりかしら…
買うのはその後がいいのかもしれませんね。