日本フィナンシャルセキュリティーズ

WTI原油は34ドル台へ~HF勢のショートポジションは過去最高レベル

原油価格が下落して、底値が見えない、、、、って事実は
昨今では投資家でない方でも、話題にするところまで来ました。

NHKニュースがこんな風にとりあげるくらいです。

NY原油市場 一時1バレル34ドル台に下落(12/15)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151215/k10010341381000.html

TOCOM東京商品取引所の東京ドバイ原油の取組高も初の6万枚超えに。
出来高も今月7日以降は1日4万枚にも上る活況。
ちなみに1~10月の1日平均は14000枚ですから、
今、どれだけ多くの方が原油に注目しているかがうかがえます。

日本の個人投資家さんは逆張りで入っているのかしら?
プラチナの現物などは、買いが旺盛で現物が不足しているようですが
原油はさすがに現物を買うわけにはいきませんから、
何らかの商品に関心を持たれて、買う、もしくは売る、ということで
人気化しているということかと思いますが、

海外の投機筋は今、過去最高レベルにまで原油をショートしています。

これは日経新聞に掲載されていましたチャートを引用。

投機筋ポジ

原油安、投機筋が主導 売り持ち高は最高水準 相場のかく乱要因にも
http://www.nikkei.com/markets/column/position.aspx?g=DGXLASDJ14H1X_14122015EN2000

 下の棒グラフがヘッジファンド勢のショートポジション。
どんどん積みあがってますね。

価格とこのポジション推移は逆相関の関係にあります。
この棒グラフが一転下落に転じれば、価格は上がります。

そのリミットは近いんじゃないの?!

というのが、一部トレーダーらの見方。

少なくともFOMCというビッグイベントを、リスクポジションを
抱えたまま迎える、、、なんてことは、私はしたくないですが、
彼らファンド勢は、このポジションを抱えたままFOMCに突入するつもりかしら?

昨日はWTI価格が34.24ドル台にまで下落したことばかりが
一般ニュースとしては取り上げられていますが、
実はその後、36.40ドルまで2ドルも上がっているんです。

これは、ショート筋の利益確定の買戻しがはいった、とみるのが自然じゃ
ないでしょうか。その後また高値を売りたい向きは多いと見えて
2ドル程度の上昇で済んでいますが、36ドル台で売ってどこまでの安値を
見込んでいるんでしょうね。。。20ドル?中期的にはあるかもしれませんが、
FOMCを迎えるんですよ、ボラは上がると思うんです。
怖くないのでしょうか。。。

ってことで、超短期目線では、踏み上げの上昇のリスクもあると思われ、
軽めになら買ってみてもいいような気がします。