日本フィナンシャルセキュリティーズ

LPG市場の「2016年問題」とは

CRB

CRBインデックス過去15年のチャートを見ると、、、
現在が最も安いわけです。
世界の景気が好調なら需要も伸びるでしょうから
商品価格これほど低迷するはずはないですね。

需給はじゃぶじゃぶ。

原油も生産効率が上がっていますし、
資源国通貨が安いことで、生産国は過剰生産の構図で
(輸出品目は通貨安の方が競争力が高まりますものね)
需要に対して供給があまりにも過剰な状況が続いているのですが、
来年2016年もまたこの状況は続くのでしょうか・・・^_^;

今日は、先週のマーケット・トレンドでリム情報開発の
高橋大地さんに伺ったLPG価格についてご紹介します。

LPGというと、、、一般家庭ではプロパンガスが身近ですね。
カセットボンベもそう。
業務用だとブタン。タクシーや石油プラントなどで使用されます。

このLPG価格ですがアラムコ公示価格の2015年平均は416ドル。
ちなみに2014年平均790ドルですから、おおよそ半値になっています。

原油価格が半値ですから何も不思議はないのですが、
これがさらに下がるかもしれない、、、とLPG業界関係者が
戦々恐々としている「2016年問題」なるものも存在しているのだとか。

LPG業界の「2016年問題」

米国LPG生産能力の拡大。
パナマ運河2016年4月開通。
新規VLGC船の投入。
イラン産LPG輸出解禁・・・・

詳しくは番組ブログをご覧ください。
http://blog.radionikkei.jp/trend/lpglpg2016.html

これはLPGの需給問題にすぎないのですが、
同じようなことはコモディティ市場全般にあるものと思います。
生産効率の向上、輸送能力向上、、、需要は伸びず。

いつまでも下落が続くとは思いませんが、需給環境からは
商品価格反騰の芽が見出せません。。。
来年も商品価格から目が離せませんね。