日本フィナンシャルセキュリティーズ

WTI原油価格が30ドル台へ。ランド安につれてプラチナ下落再開

年明け早々日経平均株価は5日続落、今日12日火曜も安ければ6日連続、、、
ということで戦後初めてというレベルでのリスクオフ相場全開。

金融市場の混乱の背景には、中国人民元安と原油安が。
中国からの資本流出が止まらず人民元安が加速中。
オフショアとオンショアがありますが、中国本土以外の取引、
いわゆる海外での取引であるオフショアの元安が止まらず、
オンショアレートもそれに合わせて設定せざるを得ず
1/7日までの8営業日連続で基準値を引き下げていましたが、
これを受けて中国株はじめ為替市場での円高なども止まらず
世界同時株安の様相へ。

原油価格は11日NY時間にとうとう30ドル台へ。

※WTI原油日足チャート
WTI30doru

いよいよ20ドル台へ突入か。。。ゴールドマンサックスが昨年予想した
20ドル台が視野に入ってきています。

原油安の方は、長期的には経済活動にはプラスに働くとされていますが、
それよりも、SAMA(サウジアラビアの政府系ファンド)などの
オイルマネーが世界中に投資していた資金を引き揚げ始めた、
というインパクトが大きすぎて、経済活動の好転を待つ前に
株価が雪崩を打って下落中。

サウジ、アブダビなどのSWFオイルマネー総額は270兆円規模だそうで
これらの資金が原油安の赤字補てんで本国還流しているために
株式市場から資金が流出しているということね。

そして、為替市場では「中国」関連通貨がひどい。

中国に何かあった時に真っ先に売られる貿易関係の大きいオーストラリアドル、
そして、昨今目覚ましい貿易量の増加を見せている南アフリカ。

豪ドルとランド安がひどいですね…。

人民元安リスクを他通貨でフォローする際に選ばれると考えていいでしょう。

※ランド/ドル 日足通貨
ランド安


ランド安となると、、、そう、プラチナ価格にも影響します。

このところのリスクオフ相場で、金価格がしっかりしたいたために
プラチナも金にサポートされる形で大きな下落になっていなかったのですが

※COMEX 金 VIX急上昇のリスクオフ相場でショートカバー上昇
ゴールド

 

※COMEXプラチナ
プラチナ


それでも、やはりランド安の方に連れてきたようです。
下落を始めました。

そもそも「PGM」白金族系貴金属として強い相関を持つ
パラジウムが暴落中です。

※COMEXパラジウム
パラジウム

こちらの値動きに連れ安となってプラチナの下落が大きくなる予感。

よほど金が大きく上がらない限りサポートされないと思います・・・。
ランド安が一服すればいいのですが、原油安や中国リスクって
一朝一夕に解決できる気がしません・・・・
地政学リスクなどで原油が急騰することもある1年となると思いますが、
そういうボラティリティの高い値動きにいかに柔軟に対応できるか、
というのが、今年の生き残り策。つまりレバ上げるな。ってことね。
スキャル、デイトレならレバ高めでもいいですが
宵越しのポジションはレバ低めにしておかないと危険な「陰の極」を
攻めている相場です。キワキワの動きってことね。

原油ショートとプラチナショートは継続中です。