日本フィナンシャルセキュリティーズ

ドル安基調続くか….金は4月に再上昇?!

足もとではサンフランシスコとかアトランタとかフィラデルフィアなどの
米地区連銀総裁らが米利上げにタカ派的発言をしており、若干ドルが戻り基調ですが、、、、

先週のFOMCでは昨年12月時点では
「2016年は年4回利上げ」見通しだったものと「年2回利上げ」に
利上げペースが鈍化するだろうことが確認されたことでドルが全面安となりました。

FOMCであれだけハト派だったのに、その後の要人発言がタカ派。
そうやってバランスしながら上手く市場をコントロールしているのかも
しれません。市場には「上海合意」という「ドル安定化」の非公式合意が
2月G7であったのではないか、という観測があり、

プラザ合意に似た「上海合意」が存在する可能性、一部アナリスト指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-03-18/O47TJM6TTDS301

それであれば、コモディティ市場は金融面からのサポートを享受できるわけで
下がりにくくなったとも言えます。

原油は生産国会合での生産抑制合意に期待する側面もあるようですが
少なくとも、2015年の最初の利上げに向けて全面高だったドルが
これ以上の高値を更新しないだろう、ということになると、
それだけで売り込まれ続けた商品市場は戻り相場が大きくなると
考えられますね。

それでも金融政策が米国のみ利上げバイアスであるため
ドルが急落することはないと思いますが、
ドルインデックスは90台でレンジに入るのでしょう。

そうなるとユーロドル相場もただのレンジ相場か。

※ドルインデックス 上が日足 下が週足
ドルインデックスよーーーーーーー


コモディティのインデックスであるCRB指数はご覧の値動き

※CRBインデックス

CRB
154PでWボトムを付けて上昇を開始しています。
ちょうどWTI原油が26ドル近辺でWボトムとなったところと合致。

ただし週足ではまだ下落トレンドの中の戻り局面に見えます。
180近辺を走るSMA40を超えて、200Pを回復できるか否かが問われますが、
そこまで強い需給ではないので、そろそろ揉みあいに入るかも。

ただし、ゴールドにはセントラルバンク、機関投資からの
資金が流入しており、様相が異なります。
マイナス金利時代の運用難、金に資金逃避が起こっているようです。
ポートフォリオリバランスで金比率が増えたのでしょう。

今は金価格も揉みあいに入っていますが、日足ドル建てチャートを見ると
一目の雲にぶつかって再上昇、のシナリオが濃厚な気がします。
金よ^

日柄で見ると4月くらいでしょうか。

私は1-2月の金融混乱の裏で急伸した反動で、30%程度の「価格調整」が
入ってから再上昇か、と思っていましたが、下げません。
この場合、「日柄調整」といって、揉みあいでエネルギーをためて
次の上昇が始まるシナリオとなることが多いです。
強い相場なら・・・ですよ。

おそらくドル高にはならぬようFRBや中国などがコントロールしていく
でしょうから、金は一段高の可能性は大きいと思います。
ということで、1220~1230ドルでは金ロングでいいんじゃないかな?!