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原油価格上昇でシェール生産再開?!~ロシアの生産コストは2ドル

イースター休暇明け、期末から期初へと移る特殊な週となる今週の相場、
全般リスクオフムードは沈静化し、じわりリスク回帰ムードにある気がしますが、
今週末の雇用統計をこなして来週に入らないとまだわかりませんね。

WTI原油は1月と2月の26ドル台でWボトムとなって41ドル台まで
上昇してきましたが、採算が見合うようになったのか、
早速米国シェール企業の中に生産を再開するところが出てきました。

米国のシェールガス企業が凍結をしていた採掘を再開しはじめた。
http://jp.sputniknews.com/business/20160322/1822984.html#ixzz44G0FC7vp


昨日、ロシアが1月の生産凍結も、輸出量を増やしているという
ニュースを取り上げましたが、ロシアの原油生産コストって
物凄い低いのね、バレルあたり2ドル程度なんですってよ。

ロシアにおける原油採掘の生産コストは、1バレルあたり平均およそ2ドル
http://jp.sputniknews.com/business/20160323/1830976.html

ですから、40ドルにも上昇してくればロシアも随分潤うはず。

そして淡々と金を買い続けているってのも何か不気味ですよね。

~ロシア、一週間で6億ドル分の金準備を増加 http://jp.sputniknews.com/russia/20160327/1850283.html

ロシア中央銀行は、今後数年間で5000億ドルまで金準備を増加させる計画

ロシアの戦略を見ていると、将来のドルへの不安が…。
世界の中央銀行が外貨準備で金購入を進めていますね(特に新興国)
中国も金買いを粛々と進めていますが、人民元の信認を高め、
将来の基軸通貨したいという思惑もあるとされています。

ロシアのルーブルも、利上げ思惑が強まるドル高と、
欧米の経済制裁によってかなり下落しましたが、
一方で、金準備を増やしているというのは通貨の信認を高める
狙いもあるのでしょう。米ドルが基軸通貨であり世界の信認を得ているのは
米国の金準備高が圧倒的世界一であるからだとも言われています。

あ、日本の金準備高ってロシアや中国よりも少ないんですよ…。