日本フィナンシャルセキュリティーズ

今週の注目は6/2OPEC総会、期待がないのに高止まりの原油相場

今週は原油に注目ね。

6/2OPEC総会、なーんにも期待されていないばかりか、
原油がやっぱり下落するんじゃないかって予想が多いのね。

OPEC でググるとそんな記事、コラムばかりが検索に引っかかります。

◆原油相場上昇で強まる「増産欲求」 OPECは機能不全で「上昇は長続きしない」
http://www.sankei.com/economy/news/160529/ecn1605290010-n1.html

 相場の反発で、それまで原油安対策が最大の課題だったOPEC内のムードは一変し、逆に増産を求める動きが活発化している。需給調整による相場回復を重視してきたOPECの盟主サウジも、手っ取り早く収入を増やせる増産の誘惑にかられている。

 5月上旬に、20年以上サウジで石油政策を指揮し、増産凍結の合意に尽力してきたヌアイミ石油鉱物資源相が退任した影響も大きい。合意に失敗した4月のカタールの首都ドーハでの会議では、増産を続けるイランへの敵意に駆られたサウジのムハンマド副皇太子が、ヌアイミ氏の意向を土壇場でひっくり返したとされている。ヌアイミ氏の退任で、減産に後ろ向きな副皇太子の意向がより強く反映され、合意はさらに遠のきそうだ。


◆OPEC総会、減産合意は難しく原油価格反落か
https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/120100


◆アングル:サウジ、OPEC復権につながる方針転換は望み薄
http://jp.reuters.com/article/saudi-opec-idJPKCN0YI0E0

~OPECが最後に生産枠を見直したのは2008年12月で、このときは世界金融危機で需要が鈍る中、供給を減らした。1998─2008年の生産枠の変更は27回に及ぶ。

OPECの事実上のリーダーであるサウジは、OPECの生産調整を主導し、原油の望ましい価格帯を設定してきた。しかし米シェールオイル開発など非OPEC諸国での生産増加や省エネの進展などを受けて、石油産業が急成長する時代は終焉を迎えたと結論付けた。このため過去2年間は市場シェアのために戦う戦略にこだわり続けている。


などなど、、、

しかし解せないのが、オイル関係者がOPECに期待していないにもかかわらず
原油相場は上昇基調を崩していません。
しかも、ドル高基調の中にあって、、、です。

18日に米国4月のFOMC議事録が公表され、早期利上げ思惑が高まっています。
週末のイエレン議長のタカ派発言にも反応して、ドル円相場も111円台まで上昇中。

ドル高なので、金は下落していますね。これは至極自然な値動きです。

ところが原油がドル高でも下がりません~(;’∀’)

※NY金WTI原油比較チャート日足

原油と金の比較チャート

特に5月以降の原油と金価格の逆相関は興味深いですね。

さて、期待がまるでないOPEC総会を乗り越えてなお原油が上昇できるのか。
利上げ織り込みでのドル高がどこまで進むのか。

今週は

2日OPEC総会
3日米雇用統計

とドルの動向を左右するイベントが注目されます。

つまり、原油、金も動く可能性が大きく、注目としては
これまでの動きと逆方向に動き出すリスクがある、という点でしょうか。

原油安、株安、金高の可能性もあるんじゃないか。。。って思うんだけど、
さてどうでしょうか。金を1205ドルでロングしてしまってます(;’∀’)アセアセ

原油ショートしたいんだけど、イベントリスクを避け、
OPEC前後に急伸するような相場があれば、その高値を売る、というような
イメージで下準備。この高値を買うつもりはないですが、
少しでも増産抑制をにおわせる話が出てくると、一段高となるリスクも大きい。

誰もOPECに期待していないからこそ、前向きな議論やコメントが出てくれば
逆に相場が跳ねる可能性も秘めていると思います。

ただし、それは長続きするものではないでしょうから、
その高値を売りたい・・・・
そんなイメージ通りに相場が動いたら楽ですけれどねぇ(笑)

***********************************************

7/24 日 大阪行きます~!

~ひろこの知らないコモディティの世界 -Part2- 
ヤフーのコモディティトップコラムニストであるアナリスト小菅努さんに聞くコモディティ投資の魅力。
目から鱗の話題にpart1セミナー大好評で第2弾が決定!

http://www.nihon-fs.co.jp/seminar/seminars/20160724_osaka

大阪の皆さん、ぜひ!