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トウモロコシ急落、受粉期を前に相場終焉か

天候相場を囃して上昇していたシカゴ大豆、コーン相場ですが、
21日㈫に急落しています。特にコーンの下落がすさまじいですね。

※左がシカゴ大豆 右がシカゴコーン

シカゴ
別にこれといった弱気材料が出たとも思えません。
穀倉地帯に降雨予報、というだけ。

雨が降るくらいでこれだけの下落となるほどに
パンパンにファンドが買っていたということですね。

これはCFTC建玉明細。ファンド筋のポジションです。
通貨市場でいうIMM通貨先物ポジションのようなものですが、
コモディティ市場というのは規模が小さいので、彼らファンド勢の
ポジションの偏りは、価格変動のインパクトが非常に大きいです。

※コーン建玉明細

ファンド

パンパンのロングだった、ってことがわかります。
ここから上値は限定的であろうというところに
降雨予報があって、今年の米国産の天候相場に波乱なしの
可能性も出てきたってことで、利食いが一気に入ったんでしょう。

大豆市場は南米産大豆がアルゼンチンの洪水で減産となり
品質の低下が懸念されていることから、上昇してきた経緯があり、
需給面に裏打ちされた上昇でしたが、コーンについては
ブラジルの2期作目が干ばつリスクで減産見透しが出てきたとはいえ、
在庫率や今年の米国生産のリスクがない中で、大豆につれ高となっているだけ、
という感じでしたので、この急落は予測不能という事態ではなかったかも。

ただ、この天候相場の時期ってどうしても売るより買いたい気分が
高まるんですけどね。ここから狙うなら大豆の押し目拾いでしょうか。

注目は6/30の作付最終確定面積と四半期在庫。
この数字によってはまた相場が大きく動きます。
本格的な「天候相場」というのはコーンの受粉期である7月上旬頃を指します。
だから、まだ天候相場は終わっていないはずなんですよね。
天候リスクがなく受粉が順調ならば、このまま相場がしぼむ可能性もありますが・・。

東京コーンは今日の下落でちょうど半値押し。
ここをサポートできるかどうかに注目です。

東京コーン