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米国原油貯蔵能力拡大、世界の原油在庫も潤沢

今年2月までの原油価格下落時には、
米国在庫が積みあがっているということが随分取り上げられましたが
2015年秋口頃から、もう貯蔵能力の限界が近いと指定されながらも
在庫増が続き、いったい米国の原油貯蔵能力の限界レベルって
どの水準なのよ?!って思っていたんだけど、数字が出てきました。

9─3月の米原油貯蔵能力は3400万バレル増、2011年以降で最大
http://jp.reuters.com/article/usa-oil-storage-idJPKCN0Z904C

2015年9月─2016年3月の米国の原油貯蔵能力が
3400万バレル増加したことを明らかにした。
2011年の統計開始以来最大の伸びとなる。

どうりで、そろそろ溢れるぞ、溢れたら市場に放出されるぞ、
と囁かれながらも溢れなかったわけです。

9月末以降の原油在庫は15%超増加。
6月10日までの週では、貯蔵能力の利用率は過去最高に近い73%に達した。
ただ、原油在庫は過去2カ月間減少傾向にある。

貯蔵能力と貯蔵能力の利用率というのを見ないといけませんが
貯蔵能力が拡大し、原油在庫も増えてきたのですが、
どの程度余力が残されているのか、という利用率というのも大事なのね。

73%で過去最高の利用率だというのだから、
意外に余力があるんじゃない。って思ったんだけど、、、。
(タンクの上下にはバッファーが必要と聞いたことがあるので、
100%という数字にはならないとは思いますが)

貯蔵能力自体が拡大しているということでもあるんでしょう。

米国の原油貯蔵能力も拡大していますが、それは中国も同じこと。

中国=戦略原油備蓄の基地が8カ所、20年までに100日分の備蓄量へ
https://www.rim-intelligence.co.jp/news/select/category/feature/article/597986

中国、戦略石油備蓄データを初公開
http://jp.reuters.com/article/china-oil-idJPKCN0J40GQ20141120

ということで、世界の原油在庫量は増加の一途をたどっています。

価格下落に伴い安価な原油をせっせと備蓄しているわけね。

JBCエナジーによれば、2014年4-6月期以来、
世界の原油および石油製品の在庫は約8億バレルに達している。

原油消費の拡大で1日当たり100万バレルの供給が不足し、
それを全て在庫の取り崩しで賄ったとしても、
約8億バレルという在庫を半減させるだけで1年余りもかかる。

~原油価格は頭打ちか、英EU離脱の有無にかかわらず
http://jp.wsj.com/articles/SB11084185715531594181404582141912355798018

ということで、50ドル台達成感もありますし、急落して再度20ドル台、
なんてことはないにしてもここからの高値追いは難しく、
ここから先は35~55ドル台でのレンジ相場に入っていくのかな、という印象です。

まー何といってもまずは今夜の英国国民投票ですね。
コモディティポジションはゼロです。