日本フィナンシャルセキュリティーズ

意外と下げない金、上値が重い原油~米株絶好調の裏で…

NYダウが史上最高値を更新するリスクオン相場。
トルコのクーデーターに驚くも週末のうちに鎮圧とのことで
リスクオフ相場へ発展することはありませんでした。

※ダウ平均 史上最高値更新

 dau daudau

ということで、恐怖指数はブレグジットで急伸するもその日に上髭を蓄えて
一転下落が続き、リスク警戒は著しく後退中。

※VIX恐怖指数

 VIX

こうなってくると、金は売られますよね、普通。
ところが金は調整入り局面となってはいるものの、意外と下げていません。

※ドル建て金価格

 ゴールド

1300ドル近辺まで下げてくれば買ってもいいかなと思ってましたが
この辺りでこつこつ拾ってもいいのかな。

強い米株もいい加減調整入りとなる時が来るわけですが、
その時に金が急伸するかもしれません。

米株は売り方が踏まされての踏み上げ相場になっているんだと思うけど
売りが消えれば一度落ちると思うのよね…。
来週のFOMCなぞは意外と気を付けないといけないかも。

このところFRB関係者がタカ派的になってきていて
年内利上げ織り込みが上がって来れば、米株には調整があるでしょう。
7月利上げはないにしても、少しでもタカ派的声明となれば米株下落?!
ドル高となれば金も基本的には下落しますが、その安値は拾うチャンスかなぁ。

一方原油は弱いですね。

※WTI原油

原油

トルコクーデーターでちょっとだけ買われる局面もあったのですが
供給に障害はないばかりか、クーデーターも早期鎮圧されたために
買い方の投げが出たんでしょう。上げた分はきっちり下げて、
上値重く推移しています。

一応なぜトルコネタで原油が上がるのかとうことをメモしておきます。

原油輸送ルート エネルギー供給懸念も
http://mainichi.jp/articles/20160717/k00/00e/020/107000c

トルコは欧州や中東向けの生産拠点としての重要性に加え、欧州などへの原油・天然ガス輸送ルートとしての重要性も急速に高まっており、今回のクーデターの企てによってエネルギー供給への懸念も高まりそうだ。

イスタンブール市内にある黒海と地中海を結ぶボスポラス海峡は、世界有数のタンカーの通路として知られ、英メディアによると一日に世界の原油生産量の約3%、290万バレルが通行する。

ということで、今回は大きな影響はなかったですが、
今後もトルコで何かあれば、ひょっとすると原油市場に影響があるかも?
ということを覚えておくといいかな。

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7/24(日)大阪行きますよ~。
今回は穀物、ゴム、金、原油市況について小菅努氏にじっくり伺います。
目から鱗のお話盛り沢山です。 

「ひろこの知らないコモディティの世界 Part2」
http://www.nihon-fs.co.jp/seminar/seminars/20160724_osaka

8月5日㈮は東京です。

http://www.nihon-fs.co.jp/seminar/seminars/20160805_tokyo