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ISM非製造業景況指数受けて金急騰~全面ドル安受け

このところ9月の非公式会合での増産凍結に向けての各国の要人発言にばかり
気を奪われて原油価格を注視していたんだけど、ほんとに注視すべきは金だった!

金が猛烈リバース上昇しております。

※ドル建て金15分足

金15
理由は、、、9月利上げムリっぽいね。という市場の判断。

ISM非製造表景況指数が6年ぶりに低い数字だったのよ。

これまで、ISMって製造業は意識してみていたけれど、
飲食、小売り、卸売りなどのサービス業の「非製造業」がこれほど
市場を動かすとは思ってもみなかったわ。

確かに先週発表された製造業ISMも50を割り込んで悪かったんだけど、、、

6日NY時間に発表されたISM非製造業の数字悪化を受けて
CMEフェドウォッチから見る9月利上げ確率は15%にまで低下。

この状態で利上げしちゃうと、織り込みが低い分サプライズとなり
金利急騰、株崩落、ドル円下落、というもっと酷い結果となることが
予想されますので、現状のセンチメントでは利上げは無理。

これを受けて、全面ドル安進行、金急騰となったってわけですが、
1300ドル割れくらいまで調整を見ていたので、買い遅れちゃったわ。

※ドル建て金日足

金
金は昨今ほぼ金融商品化しており、中国インドの実需の買いとか
(そもそもこのところは価格が高騰し彼らの買いは減少している)
生産コスト云々など、コモディティとしての需給ほとんど材料になっていません。

つまり、

①ドルが高くなるのか、安くなるのか。
②ヘッジファンドなどの投機筋らのポジションはどう動くか。
この点に尽きる相場。

9月利上げを巡って、利上げ思惑が後退したままなら金は今後も堅調。
今夜のベージュブックや地区連銀総裁らの講演などで利上げの目が再燃し
ドル高となるなら、調整を強いられる可能性。

という相場になるでしょう。

仮に利上げがあっても、金相場が終わるということはありません。
そこでの下落は絶好の買い場です。

12月に米国が利上げした後に金価格は上昇を始めたんです。
利上げが金を下落させるわけではないのです。

日欧がマイナス金利政策を取っているということも金の上昇要因。
金の上昇トレンドは息が長いものと思っています。。

今回は押し目買いに失敗したけれど、
利上げを巡る報道で一時的に下落があれば、買おうと思います・・・。