日本フィナンシャルセキュリティーズ

すっかりレンジ、トレンドレスな商品市況

休むも相場

という言葉がありますが、9月21日の日銀の金融政策決定会合とFOMCという
日米の金融政策イベントをこなさないことにはトレンドが見えないのかもしれません。

あまりに大きなイベントであるために、動きにくい相場となってしまってますね。

米株だって先週9月9日金曜日に急落したかと思えば、翌営業日の12日月曜は
半値あまり取り戻す反発となっていて、利上げを巡る思惑で神経質な相場。

コモディティ市況も同様です。

これはCRBインデックス。完全にレンジよね。
上段が日足、下段が週足チャートです。

CRB
何故にコモディティ市況がレンジかって、ドルインデックスを見れば
一目瞭然。ドルも完全にレンジなのよ。
上段が日足、下段が週足チャート。ドルインデックス。

ドルインデックス
だから、この相場でポジションをとっても、こまめに利食いを入れないと
儲かりませんし、下手をするとこまめに損をするだけです(;^_^


9月下旬にはアルジェリアにて生産国の非公式会合が予定されており、
増産凍結の期待と思惑が下値を支えているという見方もできますが、
しかし、増産凍結などの合意を取り付けることで、価格がさらに上昇する
ようなことがあれば、シェール生産が再び増加してしまう、というジレンマが
あって、期待外れに終わるのではないかという見方も根強いですね。

ただし、WTI原油価格が80~100ドル台に位置していた頃に生産を伸ばしてきた
米シェール原油ですが、現在はおよそ半値水準まで下がった価格が常態化。

米エネルギー情報局・EIAが公表した、10月のシェールオイル生産は
前月比で日量6.1万バレルの減産が見込まれるということで、
そうなれば11カ月連続でシェールオイル生産が減少する見通しとなります。

その意味では、中東産油国各国が減産はおろか増産凍結を見送り続け
価格下落に耐えてきた結果が出て、シェール生産シェアを奪回したということで
チキンレースに勝利をおさめたと言ってもいいのかもしれません。

それでも20ドル台まで下落したことを鑑みれば50ドル台近くまで上昇
していることで足元ではリグ稼働数は増加傾向。価格が40~50ドルで安定すれば
生産効率を高めた(低コスト化を実現した)シェール企業が生産を再開
する流れとなってくると思われ、ここは中東産油国も踏ん張りどころなのかも…。
つまり、何も決めない。という可能性は排除できません。

その時に、原油が再下落となるのかどうかも今月のポイントです。
その前は、21日の日米の金融政策にて、ドルがどちらに動き出すか、
トレンドができるか、ということがポイントですが。。。

トレードは、相場が動き出してからででしょうか。
あるいはレンジ下限で拾ってみるとか、上限で売ってみるというレンジトレードですね。
レンジのど真ん中で参戦しないように・・・。