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ロシアも減産協調に前向き報道でWTI原油50ドル大台固める

原油価格がぶっ飛んでます。
昨晩出たこのニュースが再上昇のきっかけとなりました。

プーチン大統領:ロシアはOPECと協調の用意、増産凍結や減産検討
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-10-10/OEU16A6KLVRA01

 10日にイスタンブールで開かれた世界エネルギー会議(WEC)に出席したプーチン大統領は、
OPECが11月に生産枠の上限設定で合意することをロシアは希望しており、その決定を支持する用意があると表明した。

記事にもありますが、ロシアは世界最大のエネルギー輸出国。
10月に入ってからの同国の石油生産量は日量1120万バレルで
先月記録したソ連崩壊以降の最高である同1110万バレルを上回っており、
絶賛増産中でした。そのロシアがOPECの減産合意に協調しようっていうんです。
そりゃ上がるわよね。というか、この流れ、おおよそ予想できたわよね。
だから原油ロングはまだ引っ張っていて正解。

そうはいっても、米国シェールが増産するだろうからそんなに上がらない、
という見方も間違ってはいませんが、そこは相場です。
それが材料視されてくる前に、まずはサウジの減産合意のスタンスの変化、
そこにロシアも加わるという大きな流れの変化に反応して行くとこまで
行ってからでしょう。米国シェールがネタになるのは。

市場には時折々で価格を動かす大きなテーマが存在します。
そのテーマを軸に投資家らが動き出した時は、
通常は重要視される他の材料を無視することがままあります。
テーマ不在でもみ合いに入ることもありますが、揉みあいが
長期化すればするほど、新しいテーマを見つけて動き出した時に
相場は大きなトレンドを作ります。
今がまさにそれなんでしょう。

だから、後にシェール生産増で価格が急落する日が来ることは否定しませんが
その前に、60ドル近くまで上げるんじゃないかと思っています。

週足ではきれいな逆三尊。
原油週足