日本フィナンシャルセキュリティーズ

金は下げ止まったか?!38.2%レベルが意識される展開

米国の年内利上げが濃厚となってきたことで、盛大に売り圧力にさらされたゴールド。

誰が金を売ったのか?!

BullionVaultのTwitterアカウントを見ると(とても参考になりますよ)

先週末発表のコメックス金先物・オプションの資金運用業者のネットロングポジションは、
金価格が急落した先週火曜日に、前週比21%減と、2016年において2番目の大きな下げ幅を見せていました。 https://twitter.com/BullionVaultjp/status/785473818127134720/photo/1

komekkusukinn
10月4日時点のコメックス金先物の金ロングポジションが

なんと1週間前と比較して21%も減少していた・・・。

つまり投機筋の先物金買いポジションが積みあがっていたものが
盛大に整理されたということです。

最大ではネットロングが30万枚を超えていた時もありましたが
10/4は245,508枚にまで減少。

ただし、昨年末には買い越し幅がゼロになっちゃう・・・
もうちょっとで売り越しになるか?というところまで売られていたことを
考えれば20万枚を超えるネットロングはまだまだ大きいと言えます。
まだ、売られる余地が残っていると言えなくもない。

しかし、ETFはむしろ買いが増えていました!

金ETFの最大銘柄のSPDRゴールドシェアの残高は、先週金価格が4.8%下げる中、1.2%増加していました。 https://twitter.com/BullionVaultjp/status/785477277584875520/photo/1

burionn ETF

短期筋の先物ポジションは整理される展開も、
ETF市場では手仕舞われるどころか、資金流入が見られた。

ってことで、金市場が米利上げで終わるってことはなさそうよ。
まだまだ世界はリスク満載です。
ポートフォリオには金を組み入れておきたい機関投資家もあるでしょう。

チャートを見ますと綺麗に今年の上昇幅の38.2%押しで下げ止まっています。
最悪のケースで半値押しまで覚悟していましたが、
ここで下げ止まって上昇トレンド回帰となるでしょうか。
金日足

弱気派は200SMAを割り込んでしまったことを重視していますが、
さて、フィボナッチの38.2%押しで下げ止まり確認といくでしょうか。