日本フィナンシャルセキュリティーズ

中国関連資源銘柄が急伸中~ゴム高値突破

TOCOMゴムが急騰。

その裏には、昨日、上海ゴム相場が年初来高値を更新したことがあった模様。
上海ゴムチャートを見るとこの秋から上昇相場が始まっています。
TOCOMのゴムも同時期からの上昇、中国の動向が影響していると思われます


※TOCOM東京ゴム先限日足
ゴム

その上海ゴムチャートは無料で見られるところがなかなかないのよね。
上海の取引所のページに行けば左下に簡単なチャートが表示されています。
ちょっとわかりにくいかな。。。有料レポのチャートで見たところ
昨日の急騰はかなりの勢いでしたけど・・。

上海期貨交易所
http://www.shfe.com.cn/products/ru/

このところ、中国資源銘柄が上がってるんです。

※鉄鉱石

鉄鉱石
※銅

銅
※石炭

石炭
石炭の急騰などはちょっと怖いわね。
寒くなってきたから石炭での暖房需要が伸びているってだけなんでしょうか?(笑)
その反面でロシア銘柄の天然ガスが足元急落しているんですよ。

※天然ガス

天然ガス
一体何が起こってるんでしょうねぇ。

石炭と天然ガスの相関に関しては、
この辺りの記事を参考にしていただければと思いますが、

マーケットトレンド(記事下の方)
http://blog.radionikkei.jp/trend/date/20160928/

発電元となるエネルギーはより安価なものへとシフトされます。

この記事では米国の電力発電に使用される燃料が、
石炭から安価に沈んでいた天然ガスへとシフトしたというデーターを
ご紹介しています。2015年に逆転しているんですね。
(それがひいては米国石油使用量にも影響を及ぼすという話)
シェールガス増産に伴いガス供給増で価格が下がっていたのですが
このところ、天然ガスが上昇してきていたりしたので、
コストが変われば、こうした各国の発電元が再び
スイッチングされることもあるのかなぁと思っていましたが、、、
突然の天然ガス急落と石炭急騰。
この因果関係には何か中国が絡んでいるようなきがします。


それにしては、鉄鉱石や銅価格なども一緒に上昇していますので、
(すべて中国銘柄とされるコモディティ)
六中全会の後から、資源分野のテコ入れ策を進めていることへの効果、
ということのような気もします。

ゾンビ企業の淘汰を政策として掲げていましたものね。
10/10には中国の鉄鋼大手企業が破たん、ゾンビ企業を救済しないことを
中国政府が表明しています。こうした動きを好感して中国関連コモディティが
反騰しているんだと思います・・・。

そして、その波がゴム市況にも、、ということなのでしょう。
たぶん・・・。ニュースが少なくて予想の域を出ませんが。

TOCOMゴム、テクニカル的には非常に強いチャートなので、
目標200円というのは買えていません。意外にすぐにつけちゃうかも。

ただ、中国のことだから投機でコモディティが上昇しているにすぎず、
どこかで盛大にはじけて下落するような気がします。
常にやり過ぎるのか中国。この相場逃げ時も重要な予感がします。

実際、中国国家開発・改革委員会(NDRC)は10月31日、
最近の石炭価格の高騰は非合理的であり、持続可能なものではないとの
見解を示しています。供給量も在庫も増加しており、投機だってことね。